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電子材料事業の主な製品は、高純度多結晶シリコン(通称ポリシリコン)です。これは、原料であるケイ石を鉱山から掘削し、それを金属シリコン(Si;純度 98~99%)に還元した後、純度を高めたものです。当社では金属シリコンの純度を高めるという部分を担い、これをイレブンナイン(純度99.999999999%)まで精製する技術を持っています。
ポリシリコンの用途は主に2つに大別されます。ひとつは単結晶シリコンの原料としての用途です。これはシリコンウェーハになり、ひいては半導体の基板(ICチップ)になります。パソコン、携帯電話、デジタルカメラ、DVDレコーダーや薄型テレビなど様々なデジタル家電の需要拡大に伴い、半導体に用いるポリシリコンの需要が拡大してきました。もうひとつの用途は太陽光発電装置に組み込むセルの原料です。もともとは半導体基板の原料としてスタートしたポリシリコンの事業ですが、クリーンエネルギーへの期待が高まり、
太陽電池原料としての需要も急拡大しております。
これらの需要拡大を受け、2009年3月には年産3,000トンの能力増強をおこない、既存設備とあわせて8,200トンの生産能力を持つに至りました。また需要が急拡大している太陽電池分野では、更なる普及のためにコスト競争力のある原料が求められています。当社はこの要求に応えるべく太陽電池用多結晶シリコン向けの技術として、現在の製法に比べ格段に生産効率を向上させる新製法(VLD法;Vapor to Liquid Deposition)の研究開発も進めています。
当事業ではこの他に、ポリシリコンの製造工程で発生し、光ファイバーを始め、合成石英の原料となる四塩化ケイ素、高機能なシリコンウェーハの製造に使用される三塩化ケイ素、単結晶シリコンに添加する高純度金属ボロンの製造販売を行っています。
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