トクヤマの業務には、塩が欠かせません。塩を原料とし、多くの製品を生み出しているからです。工場内にはその原料の塩を保管する場所があり、社内では「塩山 (しおやま) 」と呼ばれています。
塩はオーストラリアやメキシコから、船で運びます。 1回に運ぶ量は約4万トンで、これは、全国の家庭で1ヶ月に使用する食塩の量の約2倍にもなります。 保管場所には約13万トンの塩を貯めることができます。
主に塩水を電気分解して苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)などの製品を製造します。また、アンモニアソーダ法により、 ソーダ灰(炭酸ナトリウム)という製品も製造しています。 電気分解に使用する際の塩水濃度は約30%となり、海水の濃度(約3%)と比べるとおよそ10倍という、とても濃い状態になっています。
当社で使用する塩は、海水を天日干しして製造したもので、一般には天日塩と呼ばれています。 食卓で使用する塩に比べると、粒が荒く、小石のように固まっています。そのため、塩山の上にパワーショベルを乗せ、作業を行うことも出来ます。