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研究開発部門 分析・解析センター

パズルのピースがはまったような、達成感があります

私は分析解析センターという部署に所属しています。分析解析センターでは分析技術を通じてトクヤマグループの研究・開発を支援し、新製品や製品価値向上の実現に向け取り組んでいます。トクヤマグループの製品は多岐にわたるため、さまざまな材料の分析に対応できるよう数多くの分析機器を揃えており、私は主にLC/MSやGC/MSといったクロマトグラフィー・質量分析関連を担当しています。
具体的な業務としては、開発部署と一体となって課題解決を図り、必要な分析技術を開発する研究テーマの遂行や、高度な技術を必要とする分析を開発部署から請け負う依頼分析といった自ら手を動かして成果を出す業務から、分析機器の保守・管理や分析機器使用者への操作指導などの裏方的な業務まであります。 仕事のやりがいを感じるのは、自分が出したデータによって、これまでわからなかったことや未知の事柄を明らかにできたときです。例えば、高純度製品の中の不純物を明らかにしたい場合、微量の成分であればあるほど難易度が高くなります。地道な検討の結果、その不純物の構造を明らかにできたときは、パズルのピースがはまったような達成感があります。直接的に製品の開発に携わるというわけではありませんが、私の仕事がその製品の強みを担保して、より良い製品として世に出せることに大きな意義を感じています。

質とスピードのバランスを判断する、分析のプロフェッショナルとして

分析結果を出すにあたり、データの質は重要です。数字にどれくらいの誤差が考えうるのか、解析結果に誤りはないか、再現性はあるのかなど追求し始めると際限がなく、時間も手間も非常にかかります。一方で、事業環境は刻々と変化する中で開発スピードは重要視されるため、分析にかけられる時間は有限です。このような状況下で、いかにしてデータの質とスピードのバランスをとるかが、難しいポイントです。
必要な情報を過不足なく効率的に取得するためには、分析に対する「知識」はもちろんですが、「経験」が重要な要素であると思います。精度よく効率的にデータを取得するためには、対象試料を分析機器で測定できる状態にするか、データの品質を向上させる目的で前処理操作を行います。この段階では、経験的なノウハウが大きな役割を果たします。以前ある分析を行う際に、前処理を行って試料調製を試みたのですが、どうも上手くいかず困ったことがありました。そこで上司に相談したところ異なる前処理法を用いて、いとも簡単に試料を調製し、経験の差を大きく感じました。知識は文献や教科書で学べますが、ノウハウや経験は実際に数多くの失敗と成功を経験してこそ身につくものだと思います。今後は知識と経験を兼ね備えた上で、データの質とスピードのバランスについての適切な判断ができる、分析のプロフェッショナルとして成長したいと考えています。

入社動機

山口県出身であり、トクヤマの存在は昔から知っていました。総合的な化学メーカーを志望していたことに加え、地元の山口県から世界に製品を届けることができることに魅力を感じました。学生時代は山口県を離れていたので、入社後に山口弁が飛び交っているのを聞いて非常に懐かしく感じたことを覚えています。

トクヤマの好きなところ/嫌いなところ

「人」が好きな社員が多いという印象があります。周囲の方々は自分のことを見ていないようで意外と見ています。困ったり苦しんだりしているときには、それとなく助け舟を出してくれたことが多くありました。周りに目を配ってさりげなく手を差し出すことはなかなか難しいですが、私自身も心がけるようにしています。

学生へのメッセージ

就職活動は、自分と正面から向き合う有用な時期だと思います。やりたいことを考えることも大事ですが、自分は何が得意でどのようなことに向いているのかを考えることも大切にしてほしいです。自分がやりたいことを思う存分できる環境というのは難しく、思い描いた将来像と自分の適性が完全に一致するとも限りません。ただ、自分の置かれた環境でできることをやり続けると、予期せぬ道が拓けることもあると思います。

プライベート

小説や漫画を読むことが好きですが、量が増えすぎて家の本棚に入りきらなくなってしまいました。これを機に電子書籍を試してみたところ、持ち出すにもかさばらず、数多くの書籍がタブレット一台で読むことができるので、大変気に入っています。休憩時間や移動時間で気軽に気分転換ができますが、作品のダウンロードも簡単にできるため、紙の書籍を購入していたときよりも出費がかさむようになりました。

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