仕事を知る

購買・物流部門 購買グループ 川畑 太祐

化学製品の出荷用容器を調達する

私の所属する購買グループは製造設備、原料、燃料などを取引先から安定的、そして安価に調達する事を業務としております。
私は原料チームに所属しており、徳山製造所内で生産されるすべての製品の出荷用容器を調達する担当をしています。化学製品の容器と言われてもイメージが難しいかもしれませんが、街中で販売されているお菓子やお弁当と同様に、トクヤマの製品もお客様に安全にかつ品質に問題ないようにお届けするために、製品を容器に梱包し出荷しています。トクヤマは製品が多岐にわたるため、出荷容器の種類も多く、配属当初はその種類を把握するだけでも骨が折れました。イメージしやすい容器を挙げるだけでも、有機溶剤を充填する一斗缶・ペール缶・ドラム缶、冬場に道路に置かれている凍結防止用の塩化カルシウムが入ったポリ袋など多数あります。容器は僅かな仕様の違いで粉漏れや液漏れが発生することもあり、見た目に反して非常にデリケートです。この業務を担当してもう4年目ですが、どの容器も奥が深く、今でも勉強不足を痛感することが何度もあります。
基本業務は、製造部から依頼を受けて、納期や数量の調整を行いながらお取引先へ購入手配を行うこと、製品原料の市況や為替を注視し、変動があれば購入価格の交渉を行うことです。その他には納品された製品に瑕疵があった場合の補償交渉、新規お取引先の売り込みへの応対などが挙げられます。購買は安く購入することが一番だと思うかもしれませんが、安価な製品でも品質が見合わなければ大きなトラブルの元になってしまいます。ですので、購入の最終的な決定は製造部の技術課や品質保証部の判断に委ねられますが、コストメリットが見込まれる案件があれば製造部への提案や調整といったことも重要な業務の一つとなっています。
上記のように、購買グループは交渉や提案、調整といった折衝が業務の中心となりますが、外部とのやり取りを一任される仕事だけにだけに非常に責任が大きく、そこにやりがいを感じています。

すべてはお客様のために。あらゆる困難を乗り越える

ソーダ灰を製造する国内メーカーは2014年にトクヤマ1社のみとなりました。それに伴い当社ソーダ灰の販売量増加が予測されたため、2013年8月に化成品営業から出荷容器となるフレキシブルコンテナ(以下フレコン)を2013年度中に4000袋を納品して欲しいと要請を受けました。平時なら納品まで2、3ヶ月程度かかる容器ですが、フレコンは福島第一原発の影響による放射線除去土壌の仮置きに用いられており、除染作業の真っただ中であった当時、フレコンの需給がかなり逼迫していました。
既存のお取引先様からは「除染向けフレコンの製造に手一杯のため、どうしても納品まで半年かかる。数量も1000袋も作れない」と連絡を受け、途方に暮れるしかない状況でした。それでも国産のソーダ灰を必要とするお客様のためにも、製品の出荷を止めるわけにはいきません。新規も含めて片端からフレコンメーカーに声を掛け、各社に交渉してソーダ灰用の製造枠をかき集め、何とか必要な時期までに営業部が要請した数量の枠を確保することができました。
実は当時、数量確保だけでは終わらず、同時に材質をゴムから塩ビ製に切り替えたいという社内要請にも対応していました。材質を切り替えるためには製造や品質の安全上、フレコンサンプル品の充填テストが必要です。フレコンメーカーが本製造に取り掛かるまでの期間に、技術課の担当者や上司の助けを借りつつ、各フレコンメーカーから材質の切替えで起こり得る使い勝手や製品温度などの問題に関して情報を集めました。そのお陰で充填テストも問題なくクリアし、最終的には、一部は4月末の分納となりましたが、ソーダ灰の出荷を止めることなく、フレコン全数の納品が完了しました。自身の業務がお取引先様や製造部の助けがなくては成り立たないことを改めて実感した経験でした。

入社動機

就職活動をする上で、まず私は大学の専攻にとらわれない幅広い視野で会社選びをしようと決めていました。そのなかでメーカーに興味を持ち、メーカーを中心に企業を調べているときにトクヤマを知りました。何気なく受験をしたトクヤマでしたが、採用担当の方もリクルーター面談でお会いした社員の方も非常に丁寧に対応頂けた事から自然と志望度は上がっていきました。その先の選考でも緊張はありながらも、普段の自分で挑むことができた雰囲気が気に入り入社を決めました。

トクヤマの好きなところ/嫌いなところ

入社当初、購買業務の右も左も分からない中、上司や関係する製造部の人たちが丁寧に対応して仕事を教えてくれた事が印象に残っています。その影響から自分自身に問い合わせがあった際も丁寧な対応を心がけています。
時にはマレーシア計画のように挑戦することもありますが、石橋を叩いても渡らないと揶揄される程に慎重な会社である点が案外気にいっています。

学生へのメッセージ

就職活動の面接やリクルーター面談は、それなりに畏まる事は必要です。ただ、普段通りの姿を見せあう方がお互い一緒に働いた時のイメージがしやすいでしょうから、変に取り繕わずなるべくいつもの皆さんを見せて下さい。私もリクルーターとしてお会いする時は、いつもの調子でご対応します。
また就職が決まったらとことんやりたい事をやって下さい。社会人になってからでは出来ない事が沢山あります。後悔のない学生生活を過ごして下さい。

プライベート

大学まで中距離種目をメインで陸上競技を続けていましたが、社会人になった今では休日にハーフマラソンやフルマラソンに出場しています。もう少し痩せないと良いタイムが出ないのですが、同期や友人と飲む機会が多く、その誘惑にたびたび負けてバテバテ状態のレース中やレース後にタイムを見て後悔しています。また、社内の人に誘われてバレーやフットサル等、学生時代は敬遠していた球技も社会人になってから楽しんでいます。

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