仕事を知る

化成品部門 化成品東日本営業部 東京販売一課 西崎 大倫

当社創業時からの基盤事業の一つ

化成品営業部において、塩を電気分解して作る苛性ソーダや一次塩化物といったクロルアルカリ製品の国内販売を担当しています。苛性ソーダは紙やアルミニウムの製造、工業用水の中和剤などとして、また一次塩化物は医薬・農薬の中間原料、アルカリ溶液の中和などに使われています。
顧客を新規に開拓して販路を拡大していくことも必要ですが、クロルアルカリ製品の世界では競合他社が多いため、既存顧客の中でのシェアの維持、拡大も重要なテーマとなります。工場新設などで需要増加が見込まれる場合には絶好の機会と捉え、積極的にアプローチを掛けていきます。
日常の業務としては、販売数量や収益の推移を見て顧客の状況を把握し、必要に応じて価格や供給量について折衝。逆に当社の販売方針や事業計画に基づいて要望を顧客に伝えて調整を行います。また顧客や販売店(商社)と業界や原料についての情報交換をしながら、市場動向をつかんでいくことも大切です。
多くの製品を扱っている当社の中でも、化成品は創業時からの基盤事業。商売の歴史が古く、顧客も何十年にもわたって取引を続けていただいているところが多いので、その重みを感じます。幅広い業界で使用されており、こちらも勉強が必要になりますが、その分、いろいろな業界の実情に詳しくなれる仕事だともいえます。

夢は化成品営業のスペシャリスト

当社のクロルアルカリ製品の生産高は国内3位。販売シェアも高いものの、他社とのシェア争いは激しく、さらに一部の製品では海外からの輸入品も台頭してきており、防衛するのに苦労しています。
汎用的な製品で、品質そのものでは他社との差別化が難しいため、いかにして顧客との関係を構築・維持していくかが営業活動のポイントになります。当社の最大のメリットは長年の実績に基づく信頼。競合他社の中には、自社の都合で供給量を大きく増減させるケースがありますが、当社は常に安定供給に努めています。今後とも、顧客視点に立つという当社の伝統を受け継ぎ、誠実対応・安定供給をアピールして、先輩方が築いてきた顧客との信頼関係を保っていきたいと考えています。
かくいう私も、この仕事に就いて間もない頃はいくつか失敗もありました。たとえば、あるとき新規顧客から受注を獲得したのですが、納入直前になって顧客側の受け入れ設備に問題があることが発覚。基本中の基本である事前の設備確認を怠った私のミスで納入延期となり、顧客にも物流業者にも迷惑を掛けてしまいました。それ以来、新規顧客の庭先確認時には可能な限り私自身が立ち会うようにしています。
この化成品部門には、以前に担当した塩素系溶剤、現在担当しているクロルアルカリ以外にもいろいろな製品があります。ゆくゆくはそれらを一通り経験して、「化成品のことなら西崎に聞け」といわれるような化成品のスペシャリストになりたいですね。

入社動機

当初は公務員を目指していたのですが、父親に「もう公務員の時代じゃない」といわれ、あわてて企業研究を開始。山口出身で昔からトクヤマの社名は知っていたので応募しました。採用活動を通じて出会う人がみなさんアットホームで、面接でもリラックスできたことが入社を決める大きな理由になりました。

トクヤマの好きなところ/嫌いなところ

社員がのびのびしていて風通しが良く、大企業病に陥っていないのがトクヤマの良さ。中途退職者の少なさからもわかるように、居心地のいい会社です。ネガティブな面は、企業戦略が堅実すぎる点でしょうか。もう少しどん欲になってもいいのではという気がしています。

学生へのメッセージ

化学会社のため、入社前からある程度は化学の知識がないといけないと思う人もいるようですが、文科系に関してはその心配は不要。化学の知識は日々の仕事の中で自然と身についていきます。会社の雰囲気は、人に優しく、まじめで堅実。しかし決して堅物の社員が多いということではなく、仕事のオン/オフをしっかり切り替えて、終業後は「飲みにケーション」を楽しんでいます。まずは会社説明会に来て話を聞いてみてください。

プライベート

妻と子供を連れて都内を散策し、帰りがけに居酒屋さんで食事を楽しむ、というのが最近の休日の過ごし方です。独身時代には趣味で友人たちとバンド活動をしていて、いまも家にはシンセサイザーが2台(実家にはさらに2台)あります。結婚後は封印していましたが、機会を見てもう一度音楽もやりたいですね。また入社以来、営業ツールの一つとしてゴルフも始めました。

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