Research and Development

事業部門開発グループ

化成品開発グループ

化成品開発グループが所属する化成品部門は、苛性ソーダ、塩化ビニルモノマーや溶剤等の塩素系製品、ソーダ灰、珪酸ソーダ、塩化カルシウム、イソプロピルアルコールなど、数多くの化学製品を扱っています。
これらの製品は、ガラス、洗剤、塗料、凍結防止剤等々、私達の身の回りのさまざまな製品の原料として、また、幅広い産業分野での製造工程に不可欠な物質として使用されています。
化成品開発グループでは、トクヤマが長年培ってきた技術のさらなる深耕を図りながら、将来のニーズを見据えた新製品の開発、省エネルギー化や環境対応が発揮できる製造プロセスの開発に取り組んでいます。巨大プラント群を構成する塩素誘導品の大型反応器への技術開発では、触媒反応解析、シミュレーション技術を駆使し、また珪酸ソーダ等においては、新たな機能を付与することで新規の用途開拓を進めます。
トクヤマは、1918年、ガラス原料であるソーダ灰の生産からスタートしました。創業の事業を担う化成品開発グループは、ものづくりの精神を継承・研鑽して、これからも世界に通用する魅力ある製品・技術の開発に取り組みます。

特殊品開発グループ

特殊品開発グループは、IoTやICT等の高度情報化技術、自動車の電動化や自動運転技術、エネルギー関連技術など、これからの社会の発展に不可欠な技術を縁の下から支える高付加価値材料の開発に取り組んでいます。
例えば、半導体の高集積化に伴う発熱密度の増大は深刻な課題となっており、これを解決するため世界トップシェアを誇る窒化アルミニウムの技術を応用した高放熱基板や高放熱フィラーの開発に取り組んでいます。  また、半導体の超微細化や高集積化を支える超高純度洗浄剤、精密研磨材や半導体封止材用のシリカ製品など、多くの先端的な製品開発に取り組んでいます。
特殊品開発グループは、当社特有技術である、半導体用多結晶シリコンや高純度IPAに代表される超高純度化技術、シリカや窒化アルミニウムの事業で培った粒子形状や表面状態の精密制御技術、複合化技術などを徹底的に磨きあげるとともに、オープンイノベーションの推進により市場ニーズの的確な把握と開発のスピードアップを実現し、社会の発展に貢献する”先端材料世界トップ”の開発に挑み続けます。

セメント開発グループ

セメント開発グループは、セメント部門における研究開発の中核として、「セメント・コンクリート」、「資源リサイクル」、「セメント系固化材」、「各種建材製品」に関する基礎研究、技術・製品開発に取り組んでいます。
セメント・コンクリートに関する技術は、部門における研究開発の基礎と捉え、セメント・クリンカーの品質評価技術の探求とコンクリート物性に関する基礎データの蓄積に重点的に取り組んでいます。資源リサイクルに関しては、セメント品質を維持しながらより多くの廃棄物をセメント原燃料として利用する技術を追求します。さらに、セメント原燃料以外の用途開拓にも積極的に取り組んでおり、事業化を見据えたリサイクル技術の開発を推進しています。特に廃石こうボードのリサイクル技術の開発に注力しており、晶析反応による結晶大型化技術を開発しました。セメント系固化材については、各種地盤改良工法に適用する材料の開発に注力しています。
セメント産業を取り巻く環境は厳しさを増していますが、セメント産業の社会的使命である社会資本の充実と循環型社会の構築に貢献できる技術の開発を目指して参ります。

TS・MAグループ

ライフアメニティー部門では、顧客の要請にスピード感を持って応えていくため、従来の営業・開発の枠を取り払い、事業分野ごとに営業と開発を一体化した組織(TSグループ、MAグループ)に再編しました。
TSグループの事業分野は、プラスチックレンズ材料事業であり、フォトクロミック色素、フォトクロミック眼鏡レンズ用モノマー、ハードコート材料の開発、販売を行っています。TSグループの名前の由来は、トクヤマのフォトクロミック材料の商標であるTranshadeに由来しています。最近は、従来のめがね材料分野に拘ることなく、開発で蓄積した技術を強みに、電子材料分野への挑戦も始めています。一方、MAグループは、Medecal Associated Business Groupの略称で、医療関連材料を事業分野とし ています。近年は、ジェネリック医薬品原薬のプロセス開発を主な研究テーマにしており、高品質で低価格な原薬をお客様に供給することを目標に開発を行っています。

このページの先頭へ