やまぐち産業戦略研究開発等補助金事業の実証試験開始について

株式会社トクヤマ
やまぐち産業戦略研究開発等補助金事業の実証試験開始について
報道公開のお知らせ

 株式会社トクヤマ(本部:東京都千代田区、社長:横田 浩、以下トクヤマ)と株式会社アストム(本社:東京都港区、社長:大越 時夫、以下アストム)は、やまぐち産業戦略研究開発等補助金(環境・エネルギー分野)で採択された事業について、「アルカリ水溶液の電気分解による水素製造設備」及び「海水と淡水のみで発電する小型濃度差発電システム」の実証試験を開始いたしました。

 つきましては、実証試験の進捗と試作設備を報道機関の皆さま方に公開いたしますのでご案内申し上げます。



1. 日時 平成28年3月16日(水) 14時00分~15時30分


2. 場所 株式会社トクヤマ 徳山製造所 化成品第一製造部
      住所:周南市御影町1番1号


3. 当日のスケジュール

   14時00分    開始
   14時00分~14時30分    アストムの説明・試作製品紹介
   14時30分~15時00分    トクヤマの説明
   15時00分~15時30分    トクヤマの試作施設の案内

4.  取材についてのお願い
  ①取材に来られる場合は、3月14日(月)までに総務グループ山田宛に 連絡をお願いします。
  ②当日は、徳山工場 東門から入構し、化成品第一製造部の工務室にお越しください。


【採択事業の概要】
(1)太陽光発電を利用したアルカリ水溶液の電気分解による高効率水素製造 システムの開発及び貯蔵・利用システムの
   検討


 ・ 代表申請者  株式会社トクヤマ

 ・ 事業期間   平成27年~平成29年

 ・ 事業概要
 当社が有する塩水の電気分解による苛性ソーダの製造技術を応用し、長州産業株式会社の太陽光発電の出力変動を制御するシテスムを組み合わせることで、電気エネルギーから効率よく水素を取り出すことのできる水素製造シテスムの開発を目指し、その第一段階として、徳山製造所内に試作施設を設置し、試験運転を開始しました。
 本システムは、今後増加が見込まれる太陽光発電等の再生可能エネルギーの余剰電力や、電力グリッドからの変動する余剰電力を受け、水素に変換して貯蔵することで、必要時に電力に変換することが可能となります。
 また、再生可能エネルギーを水素に変換して蓄えておくことで、エネルギー自給率の低い日本において、石油や石炭に変わるエネルギー源を自分たちで作ることが可能となり、エネルギーセキュリティーの面、温室効果ガスの削減へも寄与できるものとなります。


(2)海水濃縮技術を応用した小型濃度差発電システムおよび低コスト膜・高機能性電極の実用化開発

 ・ 代表申請者   株式会社アストム
           出資比率 株式会社トクヤマ55% 、旭化成ケミカルズ株式会社45%

 ・ 事業期間    平成26年~平成28年

 ・ 事業概要
 アストムは、世界トップクラスのイオン交換膜技術を有し、炭化水素系イオン交換膜や電気透析装置の製造・販売により、食塩や医薬・飲料水製造、廃液処理など様々な分野で多くの実績があります。
 本事業では、アストムのイオン交換膜技術、システム化技術と新規開発のイオン交換膜を組み合わせることで、海水と淡水の濃度差を利用して発電する国内初となる小型濃度差発電システムを開発致しました。
 また、開発した低コスト膜は、キャパシター脱塩用途に展開していきます。


*濃度差発電:
海水などの塩水と河川水などの淡水の濃度差を利用して、イオンが高濃度側から低濃度側へ拡散しようとする力を利用して発電を行うもの。
太陽光や風力発電のように天候に左右されることなく安定した電力を供給することができるという特長があり、また熱負荷を与えず、CO2の削減効果にも優れている。


*キャパシター脱塩:
両電極間の電位差を利用して液中のイオンを吸着除去し脱塩を行う方法。
水回収率が高く、再生薬品が不要なため高効率脱塩が可能となり、省エネルギープロセスという特徴がある。
工業用途(ボイラー用水、冷却用水など)、飲料用途などの軟水化分野における新規軟水化技術として有望視されている。


以上

本件に対するお問合せ:株式会社トクヤマ 総務グループ
TEL 0834-34-2002(担当 山田)

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