トクヤマ、双日とナノミストテクノロジーズと共同で、カーボンリサイクルの研究開発事業を開始

株式会社トクヤマ


 株式会社トクヤマ(以下「トクヤマ」)は、このたび、双日株式会社(以下「双日」)とナノミストテクノロジーズ株式会社(以下「ナノミストテクノロジーズ」)と共に、国立研究開発法人、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)より、カーボンリサイクルの技術開発・普及を目的とした委託事業「化石燃料排ガスのCO₂を微細ミスト技術により回収、CO₂を原料とする炭酸塩生成技術の研究開発」に関する事業採択の通知を受けました。


本事業は、2022年度までの約3カ年で、経済産業省より発表された「カーボンリサイクル技術ロードマップ」※1にて技術課題とされている、CO₂の分離・回収の低コスト化、および再利用の実現を目的としています。現在、炭酸塩(ソーダ灰)の製造プロセスには、石灰石焼成由来のCO₂を原料としていますが、今回、石炭火力発電所の燃焼排ガス中のCO₂を、技術開発した微細ミスト※2にて吸収し、炭酸塩の原料に置き換えることで、CO₂の排出削減の実現を目指します。


トクヤマは、事業活動を通じた持続可能な社会の実現を目指し、SDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けて取り組んでいます。自家発電所や生産活動でCO₂を排出する当社において、CO₂の排出量削減は地球温暖化防止のために取り組むべき重大な課題の1つです。本事業の推進を通じて、社会課題の解決に向けて邁進してまいります。


※1)2019年6月に発行。2030年をターゲットにCO₂分離回収技術の低コスト化(1,000円~2,000円台/t-CO₂)を技術課題としています。

※2)ナノミストテクノロジーズが独自に開発した、超音波などを用いて水溶液を粒径5マイクロメートル程度以下の霧状にしたもの。水溶液を微細ミストとすることで、CO₂と接触する表面積を大きくし、吸収効率を向上させ、低コスト化を見込みます。


<各社の役割>
トクヤマ CO₂ 放散技術の開発、エンジニアリング業務。
双日 幹事業務、事業性評価、LCA 評価。
ナノミストテクノロジーズ 微細ミストによるCO₂吸収技術の開発。
3社 概念設計の策定、CO₂吸収材の開発。

以上

(ご参考)

【本事業のスキーム図】


【双日の概要】
会社名 双日株式会社
設立 2003年4月1日
所在地 東京都千代田区内幸町2-1-1
代表者 代表取締役社長 CEO 藤本 昌義
主な事業内容
  • 自動車やプラント、航空、医療インフラ、エネルギー、金属資源、化学品、食料、農林資源、消費財、工業団地などの各分野において、物品の販売及び貿易
  • 国内および海外における各種製品の製造・販売やサービスの提供、各種プロジェクトの企画・調整、投資、ならびに金融活動など
【ナノミストテクノロジーズの概要】
会社名 ナノミストテクノロジーズ株式会社
設立 2002年10月
所在地 徳島県鳴門市撫養町木津字西小沖635番地1
代表者 代表取締役社長 松浦 一雄
主な事業内容
  • 霧化分離®装置の開発製造販売
  • 汚水浄化装置の開発製造販売
  • 温泉濃縮装置の開発製造販売
  • VOC 回収・再生装置の開発製造販売
  • 微紛体製造装置の開発製造販売
【本件リリースに関する問い合わせ】
株式会社トクヤマ 広報・IRグループ
(東京)TEL:03-5207-2552
(徳山)TEL:0834-34-2002

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