結晶質シリカ|Crystalline Silica
区間頻度
累積頻度
測定方法:遠心沈降法
区間頻度
累積頻度
測定方法:レーザー回折散乱法
区間頻度
累積頻度
測定方法:レーザー回折散乱法
適切な表面処理により樹脂との相溶性が向上し、シリカの凝集を抑えて樹脂中に均一に分散します。その結果、粘度特性や物理特性の改善が期待できます。
シリカ表面のイメージ図
表面処理剤の例
※メチルエチルケトン
適切な表面処理により、樹脂との密着性を大幅に向上させることができます。
例えば、エポキシ基を付与したシリカをエポキシ樹脂に充填することで、樹脂硬化後にシリカと樹脂が分子レベルで絡み合い、優れた密着性を実現します。
この技術により、接着強度の向上や耐久性の改善が期待でき、さまざまな用途への応用が可能です。
表面未処理品
表面処理品(エポキシ基付与品)
SS-10(表面未処理品)の粘度を基準(100%)として比較した相対値です。
上記数値は代表値であり、保証値ではありません。
表面未処理シリカに比べ、表面処理シリカの方が、エポキシ樹脂組成物の隙間浸透速度も速いことを確認しています。
エポキシ基付与品の浸透スピードは3倍※以上です。
※浸透距離2cmの場合の浸透時間
28.6x speed
隙間浸透性(混練後3h経過)
上記数値は代表値であり、保証値ではありません。
粒子径の異なる球状シリカを組み合わせることで、単一グレードを添加した場合と比較して樹脂の粘度を低下させることができ、結果としてより高い充填率の達成が可能となります。
平均粒子径が0.38μmと0.15μmのシルフィルを9:1の質量比で混合。
フェニル基付与品を使用。
質量比
配合イメージ図
25℃の場合
110℃の場合
各データは、25℃で測定した①のみの粘度を基準(100%)として比較した相対値です。
上記数値は代表値であり、保証値ではありません。
絶縁性・機械的強度の向上、CTE*低減、粘度調整
*CTE (Coefficient of Thermal Expansion)
絶縁性・機械的強度の向上、CTE*低減、粘度調整
*CTE (Coefficient of Thermal Expansion)
アンチブロッキング性・滑り性・耐熱性・接着性向上
焼結法用の高純度粉末原料