株式会社トクヤマ（本部：東京都千代田区、社長：横田 浩）と株式会社トクヤマ・チヨダジプサム（本社：三重県三重郡川越町、社長：井上智弘、以下TCG）は、廃石膏ボードリサイクル事業の国内３番目の拠点として、北海道室蘭市に新工場の建設を決定しましたのでお知らせいたします。

TCGは、2011年にトクヤマとチヨダウーテ株式会社（本社：三重県三重郡川越町、社長：平田芳久氏、石膏ボードの開発・製造・販売業）の合弁会社として設立され、トクヤマが開発した世界初の廃石膏の連続大型再結晶化技術^※により、廃石膏ボードリサイクル事業の運営を行っています。2013年に三重本社工場、2016年に千葉県袖ケ浦市に関東工場を稼働させ、現在両工場で年間約10万tの廃石膏ボードをリサイクルしています。

新工場においては、北海道一円より廃石膏ボードを収集し、再結晶化した二水石膏の製造・販売をおこないます。住宅の壁や天井等の耐火材として広く普及している石膏ボードは、リフォームや解体により廃棄量が年々増加しており、また廃棄処分が難しいことから、リサイクルへの期待が高まっています。当社グループは、引き続き、この事業を通じて、循環型社会の構築に貢献してまいります。

【新工場の概要】

※連続大型再結晶化技術：TCGのHPをご覧ください。https://www.tc-g.co.jp/business/

以上