公益財団法人 徳山科学技術振興財団

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助成実績

助成実績 国際シンポジウム助成

2023年度 国際シンポジウム助成(助成済7件 2,100千円)

1.第24回レーザ精密微細加工国際シンポジウム(LPM2023)

助成額 300千円
主催団体 一般社団法人レーザ加工学会
開催期間 2023年6月13日~6月16日
開催場所 弘前文化センター(弘前市)
規模 参加者291名(国内132名、海外159名)
目的と成果 本シンポジウムはコロナ禍を経て4年ぶりの国内での現地開催となった。これまでの国内開催のうち最も参加人数が多かった。以前にも増して全体に占める海外参加者割合が高い会議となった。いわゆる「コロナ明け」による渡航意欲だけでなく、世界的なレーザ微細加工分野への注目と関係者数の増大が背景にあるのではと推察される。レーザ材料相互作用の基礎科学からレ-ザ微細加工技術の現状、次世代のレ-ザ微細加工等、幅広く議論され、レーザ微細加工の科学基盤の向上に寄与することはもとより技術発展のために必要な将来技術も議論され、社会的にも有益な成果を挙げることができたものと確信している。

2.IAMNano2023

助成額 300千円
主催団体 IAMNano2023実行委員会
開催期間 2023年6月28日~7月1日
開催場所 くにびきメッセ(松江市)
規模 参加者236名(国内183名、海外53名)
目的と成果 本会議は、最先端の電子顕微鏡法とナノ材料科学に関する国際会議であり、最先端の研究成果について活発な議論・意見交換および電子顕微鏡・ナノ材料分野における若手研究者の人材育成が目的である。36件の招待講演を通して、最先端の電子顕微鏡法、装置開発、量子・ナノ・生体材料などの幅広い材料科学への応用に関する第一線の講演が展開された。また、76件のポスター発表を通じて、学生・若手研究者の最新の研究成果が共有されただけでなく、多くの交流が図られた。

3.京都大学エネルギー理工学研究所 第14回国際シンポジウム

助成額 300千円
主催団体 京都大学エネルギー理工学研究所
開催期間 2023年9月5日~7日
開催場所 京都大学 宇治キャンパス(宇治市)
規模 参加者276名(国内269名、海外7名)
目的と成果 本国際会議には、太陽光、レーザー、バイオ、原子力、プラズマに関する国内外の多くの研究者が参加した。基調講演1件、招待講演10件、ゼロエミッションエネルギー研究拠点の研究課題のポスター発表88件など、関連する学問領域における最新の研究を発表・討議した。エネルギー・環境・資源問題に対する国際社会の要請、ならびにエネルギー研究に関連する多彩な研究者コミュニティからの要望に応え、幅広い基礎学術や応用科学の創出、さらに、研究者ネットワークの拡大に貢献した。今回は、学生によるポスター発表39件も実施し、エネルギー科学における分野横断的・融合的な若手人材の交流と育成に貢献した。

4.日本化学会東北支部80周年記念国際会議

助成額 300千円
主催団体 公益社団法人日本化学会東北支部
開催期間 2023年9月8日~10日
開催場所 東北大学青葉山キャンパス(仙台市)
規模 参加者855名(国内830名、海外25名)
目的と成果 日本化学会東北支部設立80周年を迎えるにあたり、新材料を含む化学関連分野の第一線で活躍している国内外の研究者をお招きし、東北地域を中心とする研究者・企業人・学生との交流を深めると同時に、大学生や高校生といった未来の研究者に対する成果発表の場や化学の面白さを認識する場を提供することを目的とした。計118件の口頭講演(ハイブリッド形式)と404件のポスター発表により、今後の共同研究につながる研究者間の交流だけでなく、500名を超える大学生と高校生が対面で成果発表を行うことにより、化学への興味を大いに刺激することができた。

5.第19回キラル分光国際会議(CD2023)

助成額 300千円
主催団体 第19回キラル分光国際会議実行委員会
開催期間 2023年9月17日~21日
開催場所 広島市文化財団 JMSアステールプラザ(広島市)
規模 参加者203名(国内140名、海外63名)
目的と成果 本国際会議を広島市にて開催し、キラル分光に関わる基礎・応用研究の成果発表を通して、医薬、材料科学、分析学などへのさらなる応用展開について議論を行った。チュートリアル講演、基調講演、招待講演を始め、キラルに関する各専門領域の最新の研究動向についての口頭発表やポスター発表が実施された。活発な議論が展開され、研究者間の親睦も深めることができ、世界における今後のキラル分光学の発展に多大な貢献をもたらすものとなった。

6.第15回エコマテリアル国際会議(ICEM15)

助成額 300千円
主催団体 エコマテリアルフォーラム
開催期間 2023年11月26日~30日
開催場所 壱岐の島ホール(壱岐市)
規模 参加者72名(国内53名、海外19名)
目的と成果 エコマテリアルは、Environmental Conscious Materials(環境を意識した材料)から生まれた造語で、「優れた特性・機能を持ちながら、より少ない環境負荷で製造・使用・リサイクルまたは廃棄でき、しかも人に優しい材料(または材料技術)」である。本国際会議は、多様なアプローチからなる研究開発の議論の場である。第15回の今回は、最新の研究開発とともに、壱岐市民の方に広くエコマテリアルの重要性を共に考える場として、広く関係各位の参加を得て実施した。

7.第13回プラズマ技術の基礎と応用に関するアジア太平洋国際シンポジウム/
第16回先進プラズマ科学と窒化物及びナノ材料への応用に関する国際シンポジウム/
第17回プラズマナノ科学技術国際会議(ISPlasma2024/IC-PLANTS2024/APSPT-13)

助成額 300千円
主催団体 公益社団法人 応用物理学会
開催期間 2024年3月3日~7日
開催場所 名古屋大学(名古屋市)
規模 参加者395名(国内235名、海外160名)
目的と成果 本国際会議は、日本が世界的に分野を牽引している先進プラズマナノ科学およびナノ材料・窒化物半導体研究に加え、プラズマバイオ分野や有機化学分野までも対象分野としており、さらに分野の垣根を越えた世界に類のない異分野融合国際研究ネットワーク拠点の形成に貢献している。具体的には、笠原次郎教授(名古屋大)による特別講演、プラズマ科学、窒化物半導体、ナノ材料、バイオの各分野からの基調講演や招待講演、さらには一般口頭・ポスター講演により、各分野における最新の研究成果について報告され活発な討論が行われた。

2022年度 国際シンポジウム助成(2023年度助成済2件 600千円)

2022年度分のうち、2023年度内に助成した件数のみを掲載。

1.第10回太平洋ラジカル化学シンポジウム(PSRC10)

助成額 300千円
主催団体 第10回太平洋ラジカル化学シンポジウム
開催期間 2022年6月5日~10日
→変更 2023年6月4日~9日
開催場所 京都大学宇治キャンパス 宇治黄檗プラザ(宇治市)
規模 参加者186名(国内101名、海外85名)
目的と成果 本シンポジウムは、世界の有機ラジカル化学の発展と研究者の相互交流促進を目的として開催された。ラジカル合成反応、ラジカル重合、ラジカル反応のメカニズム解明から、生物学や医学に関わるラジカルまで、幅広い議題が取り上げられた。日本国内を含む18か国から産学の化学者が集まり、口頭講演やポスターセッションを通じて最新の研究成果が発表された。対面開催ならではの質疑応答や交流が行われ、有機ラジカル化学の研究の更なる発展と国際的な研究者コミュニティの促進に貢献した。

2.第15回国際有機化学京都会議(IKCOC-15)

助成額 300千円
主催団体 一般社団法人近畿化学協会 第15回国際有機化学京都会議組織委員会
開催期間 2022年11月11日~17日
→変更 2023年11月20日~23日
開催場所 リーガロイヤルホテル京都(京都市)
規模 参加者978名(国内848名、海外130名)
目的と成果 本会議では”有機化学の新展開”に関する討議をおこなうことを目的とし、“有機合成手法の革新”、“材料科学のための有機化学”、“生命科学のための有機化学”に関する世界的に著名な研究者の基調講演、招待講演と、一般口頭発表、ポスター発表が行われた。また第5回IKCOC賞を米国のStuart L. Schreiber教授に授与した。本会議には国内外から1,000名近くの化学者が参加し、最新の研究成果の発表と活発な討論が行われ、本会議は成功裏に終了した。

2022年度 国際シンポジウム助成(助成済7件 2,100千円 未助成 2件 600千円)

2022年度内に助成した件数のみを掲載。未助成分は延期年度で助成および掲載の予定。

1.第11回微粒子磁性国際会議(ICFPM2022)

助成額 300千円
主催団体 第11回部粒子磁性国際会議 組織委員会
開催期間 2022年5月30日-6月3日
→ 変更 2022年10月16日-21日
開催場所 横浜シンポジア(横浜市)
規模 参加者147名(国内39名、海外108名 うちオンライン参加20名)
目的と成果 本会議では世界の磁性微粒子の専門家が参集し、量子力学から、がん治療応用まで、最先端の研究を同一会場で討議する。今回初めてアジアでの開催を招致し、海外からも70名がVISAを取得して現地参加してくれた。議場では敬意と好奇心にあふれた討議が行われ、イブニングセッションでは女性集会や若手研究者集会も行われた。学生たちも自身の発表や設営準備に取り組んだ。不透明な時世での会議開催であったが、国内外の研究者の間で洗練された議論と意見交換を行うことができ、海外からの研究者も非常に満足して帰国され、日本の学術とホスピタリティの評価も高まった。

2.第27回光エレクトロニクス・光通信国際会議/国際会議フォトニックをベースとするスイッチングとコンピューティング2022(OECC2022)

助成額 300千円
主催団体 OECC/PSC 2022 運営委員会
開催期間 2022年7月3日~7日
→ 変更 2022年7月3日-6日
開催場所 富山国際会議場(富山市)
→ 変更 ハイブリッド
規模 参加者595名(国内390名、海外205名)
目的と成果 互いに密接に関連した領域が多いOECCとPSCを共同で開催することにより、その基盤技術からシステム応用まで幅広い研究分野の研究者が一同に会して議論する場を提供できた。コロナ禍の影響が継続しているにも関わらず、11名の海外からの研究者を現地に迎えての発表・聴講・議論を行えたことは、相乗効果を高めた大きな交流の場を提供できたと考える。特にオンライン聴講ではアジア・オセアニア地域で聴講可能なシステムプラットフォームを選択するなど、海外からの参加者を考慮した環境の整備により、オンラインであっても研究者間の交流を促進する機会を提供することができた。

3.第9回東京国際触媒学会

助成額 300千円
主催団体 触媒学会
開催期間 2022年7月24日~29日
開催場所 福岡国際会議場(福岡市)
→ 変更 ハイブリッド
規模 Onsite: 485名(国内393名、海外92名)Online: 156名
参加者641名
目的と成果 本会議は、細菌由来の免疫増強複合糖質リポ多糖の化学と生物学、ならびに関連受容体の発見により注目を集めている自然免疫について討議するために隔年で開催される国際学会です。今回は、コロナ禍ゆえに1年開催が延期され、さらにハイブリッド開催となりました。研究者が会場で一堂に会することは困難でしたが、世界の第一線で活躍する関連分野の研究者が、最新の研究成果を共有できました。29件の招待講演、18件の一般講演、28件のポスター発表が実施され、特に、現状の重要課題である感染症に対するワクチン開発などにも繋がる研究成果が報告されました。

4.京都大学エネルギー理工学研究所 第13回国際シンポジウム

助成額 300千円
主催団体 京都大学エネルギー理工学研究所
開催期間 2022年7月24日~29日
開催場所 京都大学 宇治キャンパス(宇治市)
→ 変更 ハイブリッド
規模 参加者330名(国内315名、海外15名)
目的と成果 本国際会議は、エネルギー・環境・資源問題に対する国際社会の要請、ならびにエネルギー研究に関連する多彩な研究者コミュニティからの要望に応え、太陽光、レーザー、バイオ、原子力、プラズマに関する国内外の研究者による講演、およびポスター発表を実施した。関連する学問領域における最新の研究を発表・討議し、幅広い基礎学術や応用科学の創出、また、研究者ネットワークの拡大に貢献した。また、学生によるポスター発表を実施し、エネルギー科学における分野横断的・融合的な若手人材の交流と育成に貢献した。

5.桐蔭医用工学国際シンポジウム2022

助成額 300千円
主催団体 桐蔭横浜大学大学院工学研究科
開催期間 2022年11月11日~12日
開催場所 桐蔭横浜大学 中央棟(横浜市)
→ 変更 ハイブリッド
規模 参加者128名(国内126名、海外2名)
目的と成果 本シンポジウムは本学近隣の若手研究者に刺激的な交流の場を提供し、医用工学分野で国際的に活躍する人材を育成することを目的としている。招待講演はオンラインで3題、一般発表の口頭発表6題とポスター発表52題、また、高校生ポスター発表9題は全て会場にて対面で実施した。学内外から、全体で128名の参加者があった。参加学生の中には初めての対面かつ英語での発表となる場合もあり、大変貴重な場を提供できた。初めてピッチ形式の発表も取り入れたが、参加者全員で1つの発表を通して聞く機会になり、参加者にも好評であった。

6.第33回太陽光発電国際会議

助成額 300千円
主催団体 第33回太陽光発電国際会議組織員会
開催期間 2022年11月13日~18日
開催場所 名古屋国際会議場(名古屋市)
→ 変更 ハイブリッド
規模 Onsite:654名、Online:188名
参加者842名(国内542名、海外300名)
目的と成果 コロナ禍における初めてのハイブリッド開催であったが、コロナ禍以前の参加者数・論文投稿数を維持することができた。当初の想定より多くの現地参加があり、現地での活発な議論やネットワーキング活動が行われた。海外からの参加は28ヶ国、300名となり、参加者比率としては36%と高い値となった。太陽光発電が世界規模で重要な研究開発課題となっていることが伺える。学生の参加者が338名と参加者比率の40%となり、例年よりも多くの学生に参加があり、若手研究者育成という観点からも有益な成果を挙げることができた。

7.第10回アジア生物無機化学国際会議

助成額 300千円
主催団体 アジア生物無機化学協会
開催期間 2022年11月28日~12月3日
開催場所 神戸国際会議場他(神戸市)
→ 変更 ハイブリッド
規模 参加者348名(国内217名、海外131名)
目的と成果 本国際会議は、生命活動を維持するために必須の役割を担う多様な金属イオンの機能解明と応用に関する化学(生物無機化学)の最先端で活躍する研究・教育者、博士研究員、学生が一同に会して最新の情報を共有することにより、当該分野の発展と国際相互理解を促進するとともに、若手研究者の育成を目的としている。コロナ禍という難しい状況下ではあったが、完全対面式で開催し、26カ国から348名が参加し、10件の基調講演、5件の受賞講演、32件のKeynote講演、99件の招待講演、25件の口頭発表、および127件のポスター発表を行い、活発に議論を行うとともに、世代や国境を越えた研究者間の友好を深めることができた。

2021年度 国際シンポジウム助成(2023年度助成済2件 600千円)

2021年度分のうち、2023年度内に助成した件数のみを掲載。

1.第21回絶縁材料の照射効果に関する国際会議

助成額 300千円
主催団体 「第21回絶縁材料の照射効果に関する国際会議」組織委員会
開催期間 2021年8月29日~9月3日
→変更 2023年9月3日~8日
開催場所 九州大学医学部百年講堂(福岡市)
規模 参加者187名(国内87名、海外100名)
目的と成果 本会議は、放射線と絶縁材料の相互作用に関する基礎研究、ビーム誘起新規ナノ材料創成などの最新成果を発表し、討論するために隔年で開催される国際学会です。新型コロナウイルスの影響により2年遅れの開催となりましたが、26の国・地域から参加があり、15件の招待講演、42件の一般講演、150件のポスター発表が実施され、世界第一線で活躍する研究者が4年ぶりに一堂に会して成果・情報を共有する機会となりました。日本では約30年ぶりに2回目の学会開催でしたが、我が国のイオンビームコミュニティの連携・協働にも貢献する機会となりました。

2.第25回IBA国際会議(IBA2021)

助成額 300千円
主催団体 「IBA2021国際会議」実行委員会
開催期間 2021年10月9日~15日
→変更 2023年10月7日~13日
開催場所 富山国際会議場(富山市)
規模 参加者259名(国内110名、海外149名)
目的と成果 先端分野において材料の分析・評価技術の役割は大きく、国際競争力の根源にもなっている。イオンビーム分析法(IBA: Ion Beam Analysis)は,高感度,局所分析,化学状態分析,深さ方向分析さらには3次元イメージングなど様々な特徴を持つ分析法であり、自然科学から人文科学までの幅広い研究分野で利用されている。IBA国際会議は半世紀の歴史を持ち、当該分野で最も権威ある国際学会として広く認知されており、イオンビーム分析法に関する技術課題の議論、応⽤分野の拡⼤、若⼿技術者の育成等を目的としている。

2021年度 国際シンポジウム助成(助成済 5件 総額:1,500千円 未助成 2件 総額:600千円)

2021年度内に助成した件数のみを掲載。未助成分は延期年度で助成および掲載の予定。

1.第22回レーザ精密微細加工国際シンポジウム

助成額 300千円
主催団体 レーザ加工学会
開催期間 2021年6月8日~11日
開催場所 弘前市民会館(弘前市)
→変更 オンライン
規模 参加者187名(国内93名、海外94名)
目的と成果 レーザ精密微細加工国際シンポジウム (LPM)は, (一社)レーザ加工学会主催の国際会議であり,今回は22回目として2021年6月8日~11日の会期にて実施した.WEB開催への変更となったものの19ヵ国187名が参加し,レーザ材料相互作用の基礎科学からレ-ザ微細加工技術の現状,次世代のレ-ザ微細加工等,幅広く議論された.レーザ微細加工の科学基盤の向上に寄与することはもとより,レ-ザ微細加工技術発展のために必要な将来技術なども議論され,社会的にも有益な成果を挙げることができたものと確信している。

2.第5回国際シンポジウム”次世代機能性材料・表面/界面物性の解明”

助成額 300千円
主催団体 大阪大学大学院工学研究科 菅原・李研究室
開催期間 2021年10月7日~9日
開催場所 大阪大学銀杏会館(吹田市)
→変更 ハイブリッド
規模 参加者55名(国内39名、海外16名)
目的と成果 表面・界面の電位を高感度・高分解能に計測できるSPM技術は、高耐圧・高効率・高温動作可能な次世代のパワーエレクトロニクス素子の実現に大きく寄与する重要な物性を提供できる可能性が極めて高い。
シンポジウムにより得られる貴重な知見は、触媒表面での様々な課題や燃料電池の電極表面での課題を解決すると期待される。また、革新的な高感度ガスセンサーや高耐食性の金属材料などの開発につながる。
表面・界面のナノメートルスケールの電荷移動現象を解明するためには、その現象を正確に捉えるナノ計測技術の開発は必要不可欠である。

3.第16回国際エンドトキシン自然免疫学会

助成額 300千円
主催団体 国際エンドトキシン自然免疫学会
開催期間 2021年10月12日~15日
開催場所 神戸国際会議場(神戸市)
→変更 ハイブリッド
規模 参加者202名(国内150名、海外52名)
目的と成果 本会議は、細菌由来の免疫増強複合糖質リポ多糖の化学と生物学、ならびに関連受容体の発見により注目を集めている自然免疫について討議するために隔年で開催される国際学会です。今回は、コロナ禍ゆえに1年開催が延期され、さらにハイブリッド開催となりました。研究者が会場で一堂に会することは困難でしたが、世界の第一線で活躍する関連分野の研究者が、最新の研究成果を共有できました。29件の招待講演、18件の一般講演、28件のポスター発表が実施され、特に、現状の重要課題である感染症に対するワクチン開発などにも繋がる研究成果が報告されました。

4.第13回新材料とデバイスの原子レベルキャラクタリゼーションに関する国際シンポジウム

助成額 300千円
主催団体 日本表面真空学会マイクロビームアナリシス技術部会
開催期間 2021年10月17日~22日
開催場所 万国津梁館(名護市)
→変更 オンライン
規模 参加者予定300名
目的と成果 本シンポジウムは、21世紀の新しい材料やデバイスの開発に不可欠となる原子レベルキャラクタリゼーションが可能な装置開発、ならびにそれらを応用した最新の研究成果の報告と、参加者の情報交換を開催目的としている。

5.第14回先進プラズマ科学と窒化物及びナノ材料への応用に関する国際シンポジウム/第15回プラズマナノ科学技術国際会議

助成額 300千円
主催団体 応用物理学会
開催期間 2022年3月6日~10日
開催場所 名古屋大学(名古屋市)
→変更 ハイブリッド
規模 参加者318名(国内262名、海外56名)
目的と成果 目的:学術的基盤を確立し、次世代産業のニーズを継続して創出する先進プラズマナノ科学研究の世界拠点を形成すること。

意義:東海地域は企業を支える公的研究機関が多く、最先端の研究を産業化する仕組みがあるため、更に発展させるべく世界の英知を集積すること。

概要:参加者数・発表数:参加者数:318名、一般口頭発表62件,・Short Presentation発表数:90件(その他、チュートリアル4件,Plenary / Keynote 5件,招待講演74件)

成果:先進プラズマナノ科学、ナノ材料、窒化物半導体、プラズマバイオ分野、有機化学分野をという分野の垣根を越えた世界に類のない異分野融合国際研究ネットワーク拠点の形成に貢献した。

2020年度 国際シンポジウム助成(2023年度助成済1件 300千円、中止1件 300千円)

2020年度分のうち、2023年度内に助成した件数のみを掲載。

1.計算化学の理論と応用2020(TACC2020)

助成額 300千円
主催団体 TACC2020組織委員会
開催期間 2020年9月7日~9月12日
→変更 2023年9月4日~9日
開催場所 北海道大学(札幌市)
規模 参加者361名(国内224名、海外137名)
目的と成果 理論化学・計算化学分野で4年に1度のペースで開催されている本国際会議を日本で初めて開催した。31の国と地域から当該分野の研究者が一同に介し、化学に関する理論・計算手法の開発とその応用について議論を行った。海外からの参加学生には選考して資金援助を行った。コロナ禍で対面での国際交流の機会が激減していたが、日本で久しぶりに当該分野の本格的な国際会議を開催しプレゼンスを高めた。若手研究者や学生にとっても国外の研究者と交流する貴重な機会となった。会議情報はTACC2023ウェブサイトにて発信している。

2020年度 国際シンポジウム助成(2022年度助成済1件 300千円、未助成2件 540千円)

2020年度分のうち、2022年度内に助成した件数のみを掲載。未助成分は延期年度で助成および掲載の予定。

1.第25回国際純粋・応用化学連合・物理有機化学国際会議(ICPOC25)

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助成額 300千円
主催団体 ICPOC25実行委員会
開催期間 2020年7月5日~10日
→ 変更 2022年7月10日~7月15日
開催場所 グランドプリンスホテル広島(広島市)
→ 変更 ハイブリッド
規模 Onsite:261名(国内217名、海外44名)
Online:70名(国内43名、海外27名)
総参加者331名(国内260名、海外71名)
目的と成果物理有機化学の研究者が一堂に会し、研究成果の発表を通し、最新の研究結果を共有し、次の研究課題を議論する機会となった。この分野で著名な化学研究者と100名を越える若い研究者が熱い議論を交わし、明るい将来を見る思いであった。
物理有機化学の研究者は、新しい分子や反応を設計し、自分で合成して反応を行いさらに自分で物性を調べ、反応を解析することができる。その研究過程で開発した物質や反応を社会に還元することができ、また、基礎的な研究を行うことで、新しいアイデアを提案できる。このような物理有機化学の可能性を実感する国際会議となった。

2020年度 国際シンポジウム助成(2021年度助成済1件 300千円、未助成4件 1,140千円)

2020年度分のうち、2021年度内に助成した件数のみを掲載。未助成分は延期年度で助成および掲載の予定。

1.第13回高分子-溶媒分子複合体/層間化合物会議

助成額 300千円
主催団体 大阪大学大学院理学研究科高分子化学専攻
開催期間 2020年11月10日~13日
→変更 2021年11月9日~11月12日
開催場所 大阪大学理学研究科(豊中市)
→変更 オンライン
規模 参加者98名(国内65名、海外33名)
目的と成果 本学会は、溶媒分子や低分子化合物と高分子化合物(合成高分子、生体高分子、超分子など)の間で形成される複合体の様々な課題について討議する唯一の国際学会で、国際純正・応用化学連合(IUPAC)後援として隔年で催されてきた。今回は第13回目として、東アジアで初めて開催された。COVID-19対策としてリモート形式で催されたが、38件の口頭発表(内20件は招待講演)と31件のポスター発表があり、活発な討論が行われた。最新の研究成果と方向性に知る機会を参加者に提供する有意義なものとなった。

2020年度 国際シンポジウム助成(助成済 3件 総額:800千円 未助成 5件 総額:1,440千円)

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、多くの国際会議の開催が2021年度以降に延期となったため、2020年度内に助成した件数のみを掲載。未助成分は延期年度で助成および掲載の予定。

1.第18回赤堀コンファレンス(日独ペプチド科学シンポジウム)

助成額 200千円
主催団体 赤堀コンファレンス協会
開催期間 2020年5月24日~28日
→ 変更 2021年3月8日~3月9日
開催場所 ザ・プリンス箱根芦ノ湖(箱根町)
→ 変更 オンライン
規模 参加者60名(国内38名、海外22名)
目的と成果 赤堀コンファレンスは日独のペプチド科学と材料、創薬を専門とする研究者が2年ごとに日独交互に開催する国際会議である。第18回の本会議はオンライン会議形式で開催された。研究内容はペプチドの有機化学、物理化学、化学生物学、薬学、生体材料学分野の広範囲に及ぶ最先端のものであった。新型コロナウイルス関連の研究が2件含まれていたことは特筆される。本コンファレンスにより日独の最新研究情報が共有され、当該分野への国際的な寄与が明確になる会議となった。

2.2020年度 アジアにおける機能材料および構造の力学学会(ACMFMS2020)

助成額 300千円
主催団体 ACMFM2020実行委員会
開催期間 2020年10月2日~5日
→ 変更 2021年3月12日~15日
開催場所 仙台国際センター(仙台市)
→ 変更 オンライン
規模 参加者132名
目的と成果 機能材料・構造に関する応用固体力学を主題目にした国際会議を開催し、世界最先端の研究成果の発表を通して、新たな知見の普及と先進的な研究課題を探求した。本会議を通じて、工業材料や構造物の機能化研究が整理され、今後の方針や課題が明確となった。結果として、機能材料・構造の基盤が強化され、我が国をはじめとする東・南アジア諸国の工業発展に繋がることが期待される。また、大学院生が国際的な学術・交流活動に参加することによって自己啓発され、これにより、国際性豊かな若い世代の研究者・技術者育成も期待される。

3.焼結2021国際会議

助成額 300千円
主催団体 Sintering2021国内組織委員会
開催期間 2021年3月27日~31日
→ 変更 2022年3月27日~30日
開催場所 長良川コンベンションセンター(岐阜市)
規模 参加予定者220名(国内140名、海外80名)
目的と成果 新型コロナウイルス感染拡大に伴い、本国際会議の開催は2022年度に延期となった。開催準備のため、助成金はすでに支払い済み。

2019年度 国際シンポジウム助成(開催順 9件 総額:1,900千円)

1.第8回レーザ先端材料加工国際会議(LAMP2019)

助成額 200千円
主催団体 一般社団法人レーザ加工学会
開催期間 2019年5月21日~24日
開催場所 広島国際会議場(広島市)
規模 参加者361名(国内186名、海外175名)
目的と成果 本国際会議は、レーザ加工に関する最先端の研究に携わる研究者と産業界第一線の技術者が、最新情報と意見を直接交換できる場の提供というコンセプトのもとに開催しており、今回は第8回目として2019年5月21日から4日間、広島国際会議場(広島市)にて開催いたしました。参加者は24ヵ国から約360名となり、250件を超える口頭発表およびポスター発表が行われました。レ-ザ加工の現状から次世代技術まで、幅広く議論が展開され、非常に有意義なものとなりました。

2.第15回応用生物無機国際シンポジウム(ISABC15)

助成額 250千円
主催団体 第15回応用生物無機国際シンポジウム組織委員会
開催期間 2019年6月2日~5日
開催場所 奈良春日野国際フォーラム「甍」(奈良市)
規模 参加者388名(国内107名、海外212名)
目的と成果 本国際シンポジウムは、医薬・バイオマテリアルへの展開をめざす学際領域の基礎科学分野への貢献を目的とし、15回目となる今回は、我が国での初めての開催となった。3日半の日程で、7件の基調講演、29件のキーノート講演、57件の招待講演、38件の一般講演、143件のポスター発表を実施し、海外から212名(29カ国)を含む388名の参加者が一堂に会し、最先端の情報交換と交流を行った。また、若手研究者を対象に、ポスター賞を19件、トラベルアワードを6件設け、本分野の将来を担う学生を奨学した。

3.第24回日本化学会九州支部・韓国化学会釜山支部合同セミナー

助成額 200千円
主催団体 日本化学会九州支部
開催期間 2019年6月7日~9日
開催場所 熊本大学 百周年記念館(熊本市)
規模 参加者154名(国内124名、海外30名)
目的と成果 本合同セミナーは日本化学会九州支部と韓国化学会釜山支部を代表する研究者と大学院生の交流、並びに化学分野の包括的な討論を通して、アジアから世界に先端化学研究を発信することを目的として、両支部が日本と韓国で交互に隔年開催している。24回目を迎える本合同セミナーも韓国側30名に加えて、総勢100名を超える参加者を得て、特別講演2件、招待講演8件、ポスター発表69件が行われ、成功裏に終了した。本合同セミナーの盛会を受けて、今後も本学術交流を継続していく気運がさらに高まったことから、助成いただいた徳山科学技術振興財団に深く感謝申し上げます。

4.第18回新芳香族化学国際会議(ISNA-18)

助成額 250千円
主催団体 日本化学会、日本学術会議、基礎有機化学会
開催期間 2019年7月21日~26日
開催場所 札幌コンベンションセンター(札幌市)
規模 参加者542名(国内311名、海外231名)
目的と成果 2019年7月21日から26日にかけて、第18回新芳香族化学国際会議(ISNA-18)が北海道札幌市の札幌コンベンションセンターにて開催された。メインテーマは特異な物性を持つ芳香族化合物の合成化学、構造化学、物性化学であり、日本化学会、日本学術会議、基礎有機化学会の共同主催で実施された。海外からの231名を含む参加者総数は542名であった。特別/招待講演(30件)と一般講演(54件)の他、354件のポスター発表が行われ、合わせて、Wiley社ChemPlusChemから学会特集号が発行された。

5.第16回ゲルマニウム、スズ、および鉛の配位化学および有機金属化学に関する国際会議

助成額 250千円
主催団体 ゲルマニウム、スズおよび鉛の配位化学および有機金属化学に関する国際会議国際組織委員会
開催期間 2019年9月1日~6日
開催場所 埼玉大学(さいたま市)
規模 参加者142名(国内62名、海外80名)
目的と成果 今日、新たな基礎研究領域のみならず応用分野開拓の黎明期を迎えているゲルマニウム、スズおよび鉛が関わる科学分野のさらなる国際的な進展、および当該分野への若手研究者の参入の活性化を目指し、本会議を開催した。今回、伝統ある化学の枠組みの中で深化・進化を目指している合成化学者と、これとは全く異なる観点からの研究を行っているナノ科学者が一堂に会したので、お互いの異なる価値観が融合し、新しい共同研究等が生まれる重要な機会となった。若手研究者の奨励として、優秀な口頭発表およびポスター発表の表彰も行った。

6.第20回ホウ素、ホウ化物およびホウ素関連物質に関する国際会議

助成額 200千円
主催団体 日本ホウ素・ホウ化物研究会
開催期間 2019年9月22日~27日
開催場所 新潟市 朱鷺メッセ(新潟市)
規模 参加者123名(国内74名、海外49名)
目的と成果 本学会は、「電気化学的な色調変化であるエレクトロクロミズムをはじめとした色調変化機能材料、およびそれらの関連する新規材料・デバイス分野における最新の研究成果の報告・議論」を開催目的としている。今回は過去最大規模の参加者、発表件数にて成功裏に終了した。助成金申請時の開催趣旨に記載した当初の目的を十分に達成されたものと考える。また,日本企業の研究者の発表やデモ出展なども非常に多くの参加者に興味を持たれ,議論が行われていたことからも、助成申請時の開催意義の一つ「日本国内での今後スマートウィンドウなどの省エネルギーデバイスの研究開発の進展」に関しても一定の役割を果たせたものと考える。

7.第12回新材料とデバイスの原子レベルキャラクタリゼーションに関する国際シンポジウム

助成額 200千円
主催団体 日本学術振興会マイクロビームアナリシス第141委員会
開催期間 2019年10月20日~25日
開催場所 京都市勧業館みやこめっせ(京都市)
規模 参加者265名(国内198名、海外67名)
目的と成果 本国際シンポジウムは、新しい材料や新しいデバイスの開発に不可欠となる原子レベル評価が可能な装置の開発とそれらの応用に関する最新の研究成果の報告と情報交換を目的とした。全体講演4件、基調講演1件、チュートリアル講演3件、招待講演48件、一般講演171件の計227件の発表があり、どの講演に対しても活発な議論が行われた。本シンポジウムにおいて参加者間に情報共有と連携強化が図られたことにより、原子レベルキャラクタリゼーションの研究分野が今後ますます発展することを期待する。

8.第14回非晶質の構造に関する国際会議

助成額 100千円
主催団体 第14回非晶質固体の構造に関する国際会議実行委員会
開催期間 2019年11月3日~8日
開催場所 ニチイ学館(神戸市)
規模 参加者124名(国内82名、海外42名)
目的と成果 非晶質材料であるガラスの構造研究に関する国際会議The 14th International Conference on the Structure of Non-Crystalline Materials (NCM14)が令和元年11月3日より8日までの6日間、ニチイ学館神戸ポートアイランドセンターにて開催された。会期中は基調講演(5件)、招待講演(21件)を含む口頭発表(80件)、ポスター発表(46件)が実施され、国内外を合わせて124人の参加があった。本学会の開催は大成功を収め、今後の国内外のガラス研究の進捗に重要な役割を果たす会議となった。

9.第12回先進プラズマ科学と窒化物及びナノ材料への応用に関するシンポジウム/第13回プラズマナノ科学技術国際会議

助成額 250千円
主催団体 公益社団法人応用物理学会
開催期間 2020年3月8日~12日
開催場所 名古屋大学(名古屋市)
規模 事前登録による参加予定者292名
目的と成果 新型コロナウィルス感染拡大のリスク低減のため、本国際会議の開催は中止となったが、アブストラクト集の発行をもって発表実績とする取り扱いとなったことにより助成を行った。

2018年度 国際シンポジウム助成(開催順 9件 総額:1,900千円)

1.第19回有機金属気相エピタキシャル成長国際会議

助成額 200千円
主催団体 日本結晶成長学会
開催期間 2018年6月3日~8日
開催場所 奈良春日野国際フォーラム(奈良市)
規模 参加者394名(国内216名、海外178名)
目的と成果 本国際会議では、有機金属気相成長法(MOVPE法)を用いた結晶成長技術、評価技術、デバイス応用に関する内容を対象として最新の研究成果を発表・討論することを目的とした。発表は340件あり、プレナリー7件、招待講演33件、一般口頭発表171件、ポスター発表が129件であった。基調講演は、ノーベル物理学賞を受賞した天野浩教授(名古屋大学)をお招きするなど、結晶成長分野で活躍する研究者の講演を提供していただいた。MOVPE法を中心とした結晶成長技術分野の発展・創造につながる成果、情報交換を行うことで学術的な進展を参加者が共有でき、成功裏に終了した。徳山科学技術振興財団のご支援に感謝する。

2.第15回無機環状化合物国際シンポジウム

助成額 200千円
主催団体 無機環状化合物国際シンポジウム組織委員会
開催期間 2018年6月24日~29日
開催場所 京都大学宇治キャンパス他(宇治市)
規模 参加者205名(国内107名、海外98名)
目的と成果 本国際シンポジウムでの討論を通して、「無機環状化合物」の化学の国際的研究を進展させると同時に、我が国の「典型元素化学」研究発展に繋げ、広く社会に成果を還元することを目的とした。著名な特別・招待講演者を含む多くの外国人参加者を得て最新の研究成果発表および討論を行った。その結果、新規な無機環状化合物の合成・構造、反応およびその特性を活かした合成化学、触媒反応、新規機能性物質の開発などに関し、最先端の情報を参加者で共有でき、社会に成果を還元する貴重な機会を提供することができた。

3.第16回高分子固体電解質国際会議

助成額 200千円
主催団体 第16回高分子固体電解質国際会議組織委員会
開催期間 2018年6月24日~29日
開催場所 横浜シンポジア(横浜市)
規模 参加者233名(国内102名、海外131名)
目的と成果 エネルギーデバイス、特にリチウムイオン電池、燃料電池などに関する材料、界面、システムについて、国内外の研究者らと深い討論を交わした。高性能エネルギーデバイスの開発は、未来の環境・エネルギー問題の解決に貢献できるものと期待され、意義深い。20ヵ国から233名の参加者を得て、会期を通じて盛会であった。

4.金属-酸素クラスター科学の新展開

助成額 100千円
主催団体 日本大学文理学部自然科学研究所
開催期間 2018年8月5日~8日
開催場所 日本大学文理学部オーバルホール(世田谷区)
規模 参加者73名(国内25名、海外48名)
目的と成果 本会議は構成元素の多様化と対象の巨大化・複合化に伴って急速に発展しつつある金属と酸素からなるクラスターの科学について議論することを目的とし、12ヵ国から73名の参加者を迎え、8月5日~8日の4日間にわたり開催された。化合物設計から反応・MOFやグラファイトなどとの複合化、そして触媒や電池材料への応用など、多岐にわたるテーマについて招待講演32件、一般口頭発表15件、ポスター発表9件が行われた。非常に活発かつ高度な議論が行われ、国際研究拠点ネットワーク形成への動きが始まるなど、成功裏に幕を閉じた。

5.第15回傾斜機能材料国際シンポジウム

助成額 100千円
主催団体 傾斜機能材料研究会
開催期間 2018年8月5日~8日
開催場所 北九州国際会議場(北九州市)
規模 参加者160名(国内124名、海外36名)
目的と成果 傾斜機能材料(FGMs)は、我が国で最初に提唱された概念であり、これらの研究の最新の研究を発表することで情報交換し、さらなる傾斜機能材料分野の発展を図ることを目的に、2年に一度開催される会議である。ISFGMs 2018には、11ヵ国160名の参加者があった。合計76件の学術講演(Keynote講演:6件、招待講演:23件を含む)が行われ、盛況な会議となった。

6.第13回エレクトロクロミズムに関する国際会議

助成額 100千円
主催団体 IME-13実行委員会
開催期間 2018年8月27日~31日
開催場所 千葉大学西千葉キャンパス(千葉市)
規模 参加者145名(国内38名、海外107名)
目的と成果 本学会は、「電気化学的な色調変化であるエレクトロクロミズムをはじめとした色調変化機能材料、およびそれらの関連する新規材料・デバイス分野における最新の研究成果の報告・議論」を開催目的としている。今回は過去最大規模の参加者、発表件数にて成功裏に終了した。助成金申請時の開催趣旨に記載した当初の目的を十分に達成されたものと考える。また,日本企業の研究者の発表やデモ出展なども非常に多くの参加者に興味を持たれ,議論が行われていたことからも、助成申請時の開催意義の一つ「日本国内での今後スマートウィンドウなどの省エネルギーデバイスの研究開発の進展」に関しても一定の役割を果たせたものと考える。

7.第4回炭素-水素結合活性化国際シンポジウム

助成額 200千円
主催団体 第4回炭素-水素結合活性化国際シンポジウム組織委員会
開催期間 2018年8月30日~9月2日
開催場所 慶應義塾大学藤原洋記念ホール(横浜市)
規模 参加者250名(国内168名、海外82名)
目的と成果 本会議は、世界的に広く研究が行われている炭素-水素結合活性化反応に関する研究を行っている研究者が集まり、広く深く議論することを目的として開催した。炭素-水素結合活性化による触媒的官能基導入は有機合成化学における新しい方法論であり、必要不可欠な有機合成手法となっている。本会議では、16の国と地域の研究者が4日間にわたり34件の口頭発表と97件のポスター発表を行い、研究成果について活発に議論した。有用物質の効率的合成や有機合成化学における新指導原理の創成など、今後の有機合成化学の発展に重要な研究成果が報告された。

8.国際ガラス会議年会2018

助成額 200千円
主催団体 公益社団法人日本セラミックス協会
開催期間 2018年9月23日~26日
開催場所 パシフィコ横浜国際会議場(横浜市)
規模 参加者588名(国内376名、海外212名)
目的と成果 本国際会議は、世界で開催されるガラスの科学と工学に関する最も大きな国際会議である。2004年以来、10余年ぶりの日本開催となる今回は、「革新的ガラス材料およびガラス技術の開発:持続的社会への貢献(Innovation in Glass and Glass Technologies: Contributions to a Sustainable Society)」 を主題として、産官学の様々な視点から講演・発表・討論することを目的として開催された。初日は2件の基調講演から始まり、開会式およびGottardi受賞講演を行った。2日目よりキーノート講演4件、招待講演67件、口頭144件、ポスター112件の発表があり、活発な議論がなされ、最新の知見の共有の場となった。

9.第30回医用セラミックス国際シンポジウム

助成額 200千円
主催団体 医用セラミックス国際学会
開催期間 2018年10月26日~29日
開催場所 名古屋大学豊田講堂(名古屋市)
規模 参加者221名(国内141名、海外80名)
目的と成果 本国際シンポジウムは、医用セラミックス分野の最新の研究成果に関する情報交換と討論を行うための会議である。2018年10月26日~29日の4日間にわたり、名古屋大学豊田講堂にて開催された。計22ヵ国から221名が参加し、4件のPlenary 講演、12件のKeynote講演、64件の口頭発表、92件のポスター発表が行われた。10件のStudent Awardを選出し、若手をエンカレッジした。また、Dr. Hajime OhgushiにOonishi Awardが授与され、受賞講演が行われた。本分野の国際的な活性化に貢献するとともに、我が国の存在感を高めて国際的な評価の向上をはかることができた。

2017年度(第28回)国際シンポジウム助成(開催順)

1.第6回光誘起相転移に関する国際会議

助成額 25万円
主催団体 東北大学・大学院理学研究科
開催期間 平成29年6月4日~9日
開催場所 仙台国際センター(仙台市)
規模 参加者101名(国内57名、海外44名)
目的と成果 光誘起相転移は、物質の光学特性、誘電性、電気伝導性、 磁性など巨視的性質が光やテラヘルツ波の照射によって瞬時に変化させる現象として30年以上に渡り精力的な研究が続けられている国際的な先端研究分野である。2000年以来、欧州と日本を中心に5回の国際会議が開催されてきたが、第6回は、「電磁場と物質の強い結合(Strong-field matter coupling)とそのナノ時空間観測」を主題にして仙台で開催された。K. Nelson教授、十倉好紀教授ほか多数の内外のフロントランナー(講演者の半数が国際参加者)を招き、この分野の最先端が議論された。

2.第29回不斉に関する国際会議

助成額 25万円
主催団体 第29回不斉に関する国際会議組織委員会
開催期間 平成29年7月9日~12日
開催場所 早稲田大学国際会議場(東京都新宿区)
規模 参加者355名(国内270名、海外85名)
目的と成果 本国際会議は、分子・分子集合体の「キラリティー(不斉)」に関する諸問題もついて、薬学・農学・医学・理学・工学などの立場を乗り越え、科学と技術の両面から講演・発表・討論することを目的として開催されてきた。29回目となる今回は、7年ぶり4度目の日本開催であり、初日はShort Course(技術セミナー)から始まり、開会式およびキラリティー・メダル受賞講演を行った。2日目より招待講演(36件)、一般講演(45件)、ポスター発表(184件)が行われ、キラリティーに関する様々な立場の研究者達による活発な討論が行われた。

3.IUPAC第17回高分子錯体国際会議

助成額 25万円
主催団体 IUPAC第17回高分子錯体国際会議組織委員会
開催期間 平成29年8月28日~31日
開催場所 早稲田大学大隅記念講堂(東京都新宿区)
規模 参加者175名(国内103名、海外72名)
目的と成果 機能性高分子の一群である高分子錯体の科学と技術に関する国際会議(IUPAC 第17回高分子錯体国際会議, IUPAC 17th International Symposium on Macromolecular Complexes (MMC-17))を開催し、高分子錯体および関連する超分子、バイオマテリアル、触媒高分子、複合デンドリマー、有機エレクトロニクス、金属含有ポリマー、分子集合体、ソフトマテリアルなどの各分野における研究動向について内外の研究者らと詳細に議論した。参加者20か国175名を得て、会期を通じて大変盛況であった。

4.第9回マルチフェロイック材料に関するAPCTPワークショップ

助成額 15万円
主催団体 アジア太平洋理論物理センター
開催期間 平成29年11月9日~11日
開催場所 東京大学柏キャンパス(柏市)
規模 参加者109名(国内68名、海外41名)
目的と成果 本会議は,磁性と誘電性が強く相互作用した物質・材料を意味するマルチフェロイクスに関する国際会議で,毎年,アジア太平洋地域において持ち回りで開催されている。第9回となる今回の会議は東大柏キャンパスにおいて開催された。23件の招待講演,6件の一般口頭発表,56件のポスター発表が実施され,さらに当該分野の今後の方向性を議論する特別セッションを実施するなど,活発な議論が行われた。多くの参加者から,研究の新たな方向性を見出せた,新たな共同研究への足掛かりが得られたなど好意的な意見が寄せられ,成功裏に終了した。

2016年度(第27回)国際シンポジウム助成(開催順)

1.第13回セレン・テルル化学国際会議

助成額 25万円
主催団体 第13回セレン・テルル化学国際会議組織委員会
開催期間 平成28年5月23日~27日
開催場所 長良川国際会議場(岐阜市)
規模 参加者226名(国内164名、海外62名)
目的と成果 本シンポジウムは、「セレン・テルル」に関連する分野の研究者が一堂に会し研究成果の発表、研究者間の相互の情報交換ならびにそれを通じた新たな分野創製を目的とした。会議は、基調講演(6名)、招待講演(19名)、一般講演(23名)、ポスター講演(76名)によって研究成果が披露された。また19カ国から226名(うち海外62名)が参加し学術的情報交換ならびに文化交流を深めた。とりわけこれまで全く面識のなかった者同士で、たとえば含セレン・テルル無機材料を生体化学解明のプローブに利用するという着想も芽生えた点等、意義深い。

2.第2回合成二次元ポリマーに関する国際シンポジウム

助成額 25万円
主催団体 第2回合成二次元ポリマーに関する国際シンポジウム組織委員会
開催期間 平成28年6月2日~4日
開催場所 東大寺総合文化センター(奈良市)
規模 参加者80名(国内58名、海外22名)
目的と成果 内部構造に周期性をもつ共有結合で構成される単分子シートは二次元ポリマーとよばれ、様々な潜在的な用途が期待される新たな合成二次元物質である。2014年にスイスで開催された初回に続き第2回のシンポジウムを日本で開催し、主に(1)二次元ポリマーとは何か、(2)二次元ポリマーの合成法、(3)二次元ポリマーの構造確認法、(4)二次元ポリマーの応用について議論を交わした。参加者が80名という親密な議論を行うのに適した規模であったため自由な意見交換が行われ、問題点の認識を深めるとともに今後の発展を確信した。

3.準安定、アモルファスおよび構造材料に関する国際シンポジウム2016

助成額 25万円
主催団体 ISMANAM運営委員会
開催期間 平成28年7月3日~8日
開催場所 奈良春日野国際フォーラム(奈良市)
規模 参加者291名(国内76名、海外215名)
目的と成果 本会議は準安定、アモルファスおよびナノ構造材料に関する国際会議である。今年は27ヶ国291名が参加し、プレナリートーク16件のほか、基調講演17件、招待講演37件、一般口頭発表126件、ポスター発表141件の発表があった。発表講演の中から選ばれた優れた論文が、国際的材料科学欧文雑誌でインパクトファクター2.9と高い注目度で知られるJournal of Alloys and Compounds(エルゼビア出版社・オランダ)の特集号としてプロシーディングスを2017年刊行予定である。

4.第20回均一系触媒国際会議

助成額 25万円
主催団体 第20回均一系触媒国際会議組織委員会
開催期間 平成28年7月10日~15日
開催場所 京都テルサ(京都市)
規模 参加者460名(国内264名、海外196名)
目的と成果 第20回均一系触媒国際会議では、世界各国の均一系触媒研究の最先端に携わる様々な研究者が京都に集い、6日間にわたって、招待講演22件、一般講演32件、およびポスター発表258件を行った。バルクの均一系触媒反応ばかりでなく、触媒的不斉合成や選択的な炭素―炭素結合形成反応の開発など精密有機合成に関するものも多く取り上げられた。また、材料科学の分野に貢献する高分子合成に関する触媒反応についても討議された。講演をすべて1会場で行い、ポスター発表にも十分な時間を費やし、参加者全員が深く触れあい、活発な議論を促すことができた。

5.第9回固体におけるスピン関連現象の物理と応用に関する国際会議

助成額 25万円
主催団体 PASPS Ⅸ実行委員会
開催期間 平成28年8月8日~11日
開催場所 神戸国際会議場(神戸市)
規模 参加者237名(国内170名、海外67名)
目的と成果 本国際会議は、「スピントロニクス」と呼ばれる世界的な一大潮流となっている研究分野の最先端研究の状況を俯瞰し、更なる発展を目指す目的で開催されている。9回目となる今回は、平成28年8月8日から11日まで神戸国際会議場において開催された。本国際会議には、この分野の著名な研究者や、新進気鋭の若手研究者を基調講演者や招待講演者として招待するとともに、18か国から総勢230名を超える研究者や学生が参加し、成功裏に終了することができた。改めて徳山科学技術振興財団のご支援に感謝する。

6.第15回分子磁性国際会議

助成額 25万円
主催団体 第15回分子磁性国際会議日本組織委員会、日本学術会議
開催期間 平成28年9月4日~8日
開催場所 仙台国際センター(仙台市)
規模 参加者493名(国内243名、海外250名)
目的と成果

平成28年9月4日~8日に亘り仙台国際センターにおいて、ICMM2016が開催された。会期中には27ヶ国から250名の外国人に加えて243名の日本人を加えた493名の研究者の方々の参加があった。十倉好紀教授による特別講演に始まり、大川尚名誉教授(九州大学)によるKahn Lectureおよび3件のPlenary Lectureが行われた。4日間で、計62件の口頭発表および約400件のポスター発表が行われ、分子磁性研究の現状と将来展望に関する活発な議論が行われた。

2015年度(第26回)国際シンポジウム助成(開催順)

1.第9回超高速表面ダイナミクス国際シンポジウム

助成額 25万円
主催団体 USD9組織委員会
開催期間 平成27年5月25日~29日
開催場所 ラフォーレ琵琶湖(守山市)
規模 参加者95名(国内51名、海外44名)
目的と成果 この会議では、固体の表面・界面における超高速な電子や原子の動きを探求する研究最新の成果を報告し、将来への展望を検討した。特に今回は、レーザー分野と自由電子レーザー分野での時間分解測定研究の連携を図り、全体の発展と研究領域の拡大を目指した。また、近年発展が著しい、時間分解電子線回折・イメージングと有機半導体での電荷ダイナミクスのセッションも設けた。参加者全員が会場に宿泊し深夜までセッションを行い、熱心な議論が行われた。

2.第7回レーザ先端材料加工国際会議

助成額 25万円
主催団体 レーザ加工学会
開催期間 平成27年5月26日~29日
開催場所 北九州国際会議場(北九州市)
規 模 参加者341名(国内162名、海外179名)
目的と成果

「レーザ先端材料加工国際会議(LAMP2015)」は、レーザ加工に関する最先端の研究に携わる研究者と産業界第一線の技術者が、最新情報と意見を直接交換できる場の提供というコンセプトのもとに開催しており、今回は第7回目として2015年5月26日から4日間、北九州国際会議場(福岡県北九州市)にて開催した。24ヵ国から約340名の参加者があり、250件を超える口頭発表およびポスター発表が行われた。レ-ザ加工の現状から次世代技術まで、幅広く議論が展開され、非常に有意義なものとなった。

3.第16回ナノチューブ科学と応用に関する国際会議

助成額 25万円
主催団体 第16回ナノチューブ科学と応用に関する国際会議組織委員会
開催期間 平成27年6月29日~7月3日
開催場所 名古屋大学(名古屋市)
規模 参加者765名(国内440名、海外325名)
目的と成果 カーボンナノチューブ(CNT)と関連するナノカーボンの研究において、最新の研究を行っている世界中の研究者と直接交流できる又とない機会を提供することを目的とした。日本が世界に誇るCNTとナノカーボンの分野において世界で最も伝統と権威のある本会議を日本で開催することは、日本の科学、技術と産業の発展にとって大変に意義深い。参加者数は765名、口頭発表件数36件、ポスター発表数520件、パネルディスカッション6件の発表が行なわれた。世界におけるCNT研究開発の最新情報をシェアする極めて重要なフォーラムであった。今回は、「カーボンナノチューブの実用化セッション」を設け、多くの参加者にとってCNTの応用と実用化の指針となった。

4.第11回高分子工学に基づく先端ポリマーに関する国際集会

助成額 25万円
主催団体 APME2015組織委員会
開催期間 平成27年10月18日~22日
開催場所 パシフィコ横浜(横浜市)
規 模 参加者447名(国内266名、海外181名)
目的と成果 第11回高分子工学に基づく先端ポリマーに関する国際集会(APME2015)を開催した。高分子化学、高分子物性、高分子成形、自己組織化、生体関連高分子等の分野で研究を先導する世界各国の研究者が一堂に会し、基調講演4件、招待講演84件、一般講演100件、さらにポスター発表255件が行われた。高分子に関わる諸分野における最新の研究成果が発信され、それをもとに活発な議論や情報交換が行われ、今後の各分野の発展、さらには新学術領域の開拓にむけた国際交流の場となった。

5.第6回Ⅲ族窒化物結晶成長国際シンポジウム

助成額 25万円
主催団体 日本結晶成長学会
開催期間 平成27年11月8日~12日
開催場所 アクトシティ浜松(浜松市)
規模 参加者416名(国内261名、海外155名)
目的と成果 第6回窒化物半導体結晶成長国際シンポジウム(ISGN6)は高性能・高信頼の無線通信用デバイスとして期待される窒化物半導体の結晶成長を基盤とする最新の研究成果を発表・討論することを目的として11月8~12日にアクトシティ浜松で開催された。天野・中村両教授によるノーベル物理学賞受賞記念講演、基調講演4件、キーノート講演6件、一般論文発表277件 (招待講演含む)が行われ、合計420人の参加があった。III族窒化物結晶の成長に特化した深い議論が行われ、大変有意義な会議となった。

6.第13回国際有機化学京都会議

助成額 25万円
主催団体 一般社団法人近畿化学協会
開催期間 平成27年11月9日~13日
開催場所 リーガロイヤルホテル京都(京都市)
規模 参加者923名(国内832名、海外91名)
目的と成果 第13回国際有機化学京都会議(IKCOC-13)を2015年11月9日から13日までの5日間、リーガロイヤルホテル京都にて開催した。本会議では“有機合成手法の革”、“材料科学のための有機化学”、“生命科学のための有機化学”に関する世界的に著名な研究者の基調講演、招待講演と、一般口頭発表、ポスター発表が行われた。また第3回IKCOC賞をスイスのDieter Seebach教授に授与した。本会議には国内外から1,000名近くの化学者が参加し、最新の研究成果の発表と活発な討論が行われ、本会議は成功裏に終了した。

2014年度(第25回)国際シンポジウム助成(開催順)

1.第17回微粒子と無機クラスターに関する国際シンポジウム(ISSPIC-17)

助成額 30万円
主催団体 ISSPIC-17国内組織委員会
開催期間 平成26年9月7日~12日
開催場所 九州大学医学部百年講堂(福岡市)
規模 参加者225名(国内133名、海外92名)
目的と成果

第17回微粒子と無機クラスターに関する国際シンポジウムを、平成26年9月7日~12日に九州大学医学部百年講堂で開催した。ナノ物質の物性解明を基礎にナノ物質創出から新ナノ材料へ展開することを主題に、海外20か国の外国人研究者92名と日本人研究者133名が、招待講演19件、一般講演26件、ポスター発表174件を行った。希少金属を代替する新物質やエネルギーの効率利用を促す材料、環境浄化の精密ナノ触媒など、従来の材料科学をナノ物質の視点から深化し先導する優れた研究成果が多数報告されるとともに、国際的な学術交流が大きく進んだ。

2.重縮合2014

助成額 30万円
主催団体 -
開催期間 平成26年9月8日~11日
開催場所 東京工業大学くらまえホール(東京)
規模 参加者138名(国内75名、海外63名)
目的と成果

本会議は、1996年にパリで第1回目が開催されて以来、原則2年ごとにヨーロッパ、米国、アジアの順に開催され、今回が10回目となる。ポリエステル、ポリイミド、π共役系高分子など種々の機能性高分子を与える重縮合について合成、物性、理論、機能、応用に関して発表・討論する国際会議である。会議は45件の招待講演、および65件のポスター発表が行われた。全参加者138名中、海外からの参加者が63名と多く、国内の会議でありながら真に国際会議の雰囲気の中、貴重な研究発表と討論が行われ、成功裏に終えることができた。

3.第4回金属‐有機骨格国際会議(MOF2014)

助成額 30万円
主催団体 MOF2014委員会
開催期間 平成26年9月28日~10月1日
開催場所 神戸国際会議場(神戸市)
規模 参加者605名(国内220名、海外385名)
目的と成果

本会は学術的発展および産業応用を見据え急速に発展している当該分野の有機-金属骨格体(MOF)または多孔性配位高分子(PCP)の研究者を一堂に会し、最先端の研究成果を共有することを目的とした。本会では33ヶ国、605名の参加者があり、きわめて活発な研究集会として全期間を成功裏に終えることができた。また学術的成果として、1) 最新の気体貯蔵材、二酸化炭素、メタンなどの環境、エネルギーに関わる重要な気体の分離材料、2)新しい多孔性触媒、3) 多様な物理的機能を持つ多孔性材料、4)計算機科学、5)関連の多孔性材料、についての目覚ましい成果の共通認識が得られた。

4.第2回有機金属化学・触媒国際シンポジウム

助成額 20万円
主催団体 -
開催期間 平成26年10月26日~30日
開催場所 東大寺総合文化センター(奈良市)
規模 参加者235名(国内157名、海外78名)
目的と成果

本国際シンポジウムは有機金属化学ならびに触媒化学に関する最新の研究成果を発表・議論するために開催された。日本を含む17カ国から235名の参加者を集めた。3件の招待講演、アジアの若手研究者を中心とする20件の依頼公演、89件のポスター発表があった。さらに主としてポスター発表申請者から選ばれた7件の一般口頭発表が行われた。新しい有機合成触媒反応、触媒反応を用いた有用物質合成、新規有機金属錯体の合成およびその反応性など、多岐にわたる研究内容が発表された。

5.第6回イオン交換国際会議

助成額 20万円
主催団体 日本イオン交換学会
開催期間 平成26年11月9日~12日
開催場所 東大寺総合文化センター(奈良市)
規模 参加者251名(国内124名、海外127名)
目的と成果

第6回国際イオン交換会議(ICIE2014)は、2014年11月9日(日)-12日(水)の期間、沖縄コンベンションセンターで開催された。世界17カ国から251名の参加があった。大会では、Plenary 講演3件、Keynote講演6件を含む口頭発表69件、ポスター発表79件が行われた。本会議は、イオン交換分野で活躍する国内外の研究者が一堂に会して最新の成果を討論する貴重な場となっている。今回の会議では、金属分離・環境応用・水処理・バイオ・レアメタルリサイクルなど広範な研究発表が活発に行われた。

6.第11回ナノ分子エレクトロニクスに関する国際会議(ICNME2014)

助成額 20万円
主催団体 ICNME2014組織委員会
開催期間 平成26年12月17日~19日
開催場所 神戸国際会議場(神戸市)
規模 参加者146名(国内126名、海外20名)
目的と成果

本会議では有機分子機能材料の開発と応用に関連した有機分子エレクトロニクス研究の現状について、物理、化学、電気、電子、生物など様々な分野で活躍している研究者が一堂に会し、当該研究開発分野の現状と課題について最近の研究成果をもとに様々な観点、視点から自由に討議し、有機分子素子工学の発展に寄与することができた。会議には世界9カ国から146名の参加登録(国内126名、海外20名)があり、招待、口頭、ポスター講演を含む132件の世界トップレベルの優れた発表と活発な討議が行われた。

2013年度(第24回)国際シンポジウム助成(開催順)

1.第23回日仏医薬精密化学会議

助成額 15万円
主催団体 第23回日仏医薬精密化学会議
開催期間 平成25年5月12日~15日
開催場所 ANAクラウンプラザホテル長崎グラバーヒル(長崎市)
規模 参加者141名(国内119名、海外22名)
目的と成果 第23回日仏医薬精密化学会議は、日仏両国における医薬精密化学の分野における研究者の交流を通じて、基礎的な化学の研究および新しい応用への展開を討論することにより、本分野の発展を広く全世界に働きかける目的を持って開催された。応用力の高い新規有機反応や有機合成法の開発、医薬リードとなり得る活性化合物の効率的合成、多様な機能性分子の創製と応用を主題とし、日仏の大学・研究所、製薬会社に所属する著名な研究者20名による招待講演と72件の一般ポスター発表が行われた。いずれも活発な討論が行われ、非常に有意義な会議となった。

2.第5回GOSPELワークショップ酸化物半導体ガスセンサの基礎と応用

助成額 25万円
主催団体 人工嗅覚・化学センサに関する国際学会
開催期間 平成25年5月26日~29日
開催場所 ゆふいん山水館(湯布院町)
規模 参加者43名(国内20名、海外23名)
目的と成果 酸化物半導体を用いたガスセンサは日本で生まれたテクノロジーである。現在、有毒・爆発性ガスの検知だけでなく、空気清浄機のコントロールやアルコール検知器などにも幅広く応用されており、我々の安全・安心を担保する重要な技術となっている。本シンポジウムでは、東アジアとヨーロッパからこの分野の第一線の大学および企業研究者の参加を得ることができ、4日間に亘って研究発表、討議、展示会、見学会、交歓パーティを行った。本シンポジウムにより、ガスセンサ研究の発展と本分野の研究者の世界的連携に大きく貢献できた。

3.第9回電気化学インピーダンス法に関する国際会議

助成額 17万円
主催団体 電気化学会
開催期間 平成25年6月16日~21日
開催場所 沖縄コンベンションセンター(宜野湾市)
規模 参加者194名(国内95名、海外99名)
目的と成果 第9回電気化学インピーダンス法に関する国際会議が、2013年6月16日~21日の日程で、沖縄コンベンションセンターで開催された。これまで本会議は、主にヨーロッパ、アメリカで行われており、今回が初のアジア地域開催となった。電気化学インピーダンス法では、交流信号を用いることで非破壊かつ迅速に、電極界面の電気特性を調べることができる。25ヶ国からの194名の参加者により、本会議は盛大に開催された。本会議でなされた議論は電気化学インピーダンス法を大きく発展させるものであり、エネルギー分野、エレクトロニクス分野における材料研究・開発に貢献するものと期待される。

4.第20回オレフィンメタセシス反応及び関連化学国際会議

助成額 20万円
主催団体 メタセシス学会運営委員会
開催期間 平成25年7月14日~19日
開催場所 東大寺総合文化センター金鐘ホール(奈良市)
規模 参加者254名(国内161名、海外93名)
目的と成果 本国際会議が標榜するオレフィンメタセシスは、新材料創成や医薬品合成などの精密有機合成の重要な合成手法として、実用的な研究を含めて、様々な金属触媒が発展している分野である。本国際会議は、2005年ノーベル化学賞受賞者でもあるSchrock教授による基調講演を皮切りに、6件の基調講演、24件の招待講演、また、19件の一般口頭発表が行われた。オレフィンメタセシス反応といっても、錯体触媒の合成や素反応開発を始めとして、天然物合成や機能性分子合成といった応用面、ならびに、メタセシス重合反応による高分子材料開発と多岐にわたっており、ヨーロッパやアメリカ、アジア地区からバランスよく招待された研究者による講演が行われた。また、講演の合間にはおよそ90名の一般参加者によるポスター発表が行われ、国内外の学生や博士研究員の間で非常に活発な議論が交わされた。

5.イオン重合国際会議

助成額 15万円
主催団体 IP2013組織委員会
開催期間 平成25年9月23日~28日
開催場所 淡路夢舞台国際会議場(淡路市)
規模 参加者197名(国内128名、海外69名)
目的と成果 本国際会議は、1970 年代より個々に開催されてきたカチオン重合、アニオン重合、開環重合に関する国際会議が発展的に統合され、分野横断的な議論の場として1995 年以来、2年に一度開催されてきた。今回は招待講演49件、一般口頭講演9件、若手口頭講演20件、ポスター発表70件を得て、イオン重合に留まらず、制御ラジカル重合、配位重合、連鎖縮合重合、開環重合など、主要な精密重合化学を網羅する研究発表プログラムを構成することができ、連日活発な質疑が行われ、この分野の最先端の情報を共有するという本会議の主目的を達することができた。

6.第10回アジア太平洋キチンキトサンシンポジウム(APCCS)

助成額 20万円
主催団体 日本キチン・キトサン学会
開催期間 平成25年10月4日~8日
開催場所 米子コンベンションセンター(米子市)
規模 参加者316名(国内233名、海外83名)
目的と成果 日本でのキチン,キトサン関係の国際学会は2000年開催以来であり、第10回アジア・太平洋キチン&キトサンシンポジウムは、国内有数のカニの水揚げ基地を有する鳥取県で開催された。本シンポジウムでは、アジア・太平洋地域を中心にヨーロッパや北南米等およそ20ヶ国のキチン,キトサン研究者が300人以上一堂に会し、関連分野の最新の研究成果を発表し議論を深めた。キチンのナノファイバー研究に関するセッションでは、その製造と機能・応用について議論され、生分解可能かつ軽量な透明ナノ材料として、今後の実用化が期待された。

7.第13回固体酸化物形燃料電池国際会議

助成額 20万円
主催団体 SOFC研究会、米国電気化学会
開催期間 平成25年10月6日~11日
開催場所 沖縄コンベンションセンター(宜野湾市)
規模 参加者506名(国内231名、海外275名)
目的と成果 固体酸化物形燃料電池国際会議は,隔年毎に開催される,SOFCに特化した政府関係者,企業の技術者,研究機関の研究者が一堂に会し,研究発表,交流を行う国際会議である。今回は口頭発表143件,ポスター発表230件を採択し,開催した。台風による悪天候にもかかわらず当初予想を上回る26か国から約500名の参加者を得て開催することができた。政策支援の今後の在り方や社会実装の成果が報告されるなど,本会は研究機関間の学術的交流のみならず,企業間,政府関係者との交流が行われSOFCの今後の発展に大きく寄与する有意義なものであったといえる。

8.第6回国際ナノテクノロジー労働環境衛生シンポジウム

助成額 15万円
主催団体 第6回国際ナノテクノロジー労働環境衛生シンポジウム委員会
開催期間 平成25年10月28日~31日
開催場所 名古屋国際会議場(名古屋市)
規模 参加者250名(国内129名、海外121名)
目的と成果 本シンポジウムの目的は、ナノテクノロジーの労働・環境衛生に関する最新の研究を発表し、議論するための国際フォーラムを提供することである。29か国から250人が参加し、9つの教育講演、7つの基調講演、分科会での5つの招待講演、招待講演と関連した2つの特別講演、101の一般口頭発表、128のポスター発表、2つのランチョンセミナーが行われた。
ナノテクノロジー安全性研究について、さらに必要な研究について議論がなされ、まとめられた。本研究分野における日本の国際的イニシアティブの到達点が確認された。

2012年度 国際シンポジウム助成(5件 助成総額: 150万円)

1.第6回金の科学技術とその応用に関する国際会議

助成額 30万円
主催団体 首都大学東京
開催期間 平成24年9月5日~8日
開催場所 京王プラザホテル(東京都)
規模 参加者390名(国内247名、海外143名)
目的と成果 本国際会議は、金に焦点を当て、その科学・技術・応用に関する様々な分野の研究者と技術者が世界各国から集まり、最新の研究開発成果および実用技術を紹介し、情報交換と人的交流を行うことを目的としている。第6回を迎えた今回はアジアでは初めての開催で、約390名の参加があった。アジア各国からの参加者は約50名で、世界にアジアの存在をアピールするよい機会となった。会期中は招待講演、記念講演、解説講演、基調講演、口頭発表、ポスター発表を通じて、非常に活発な議論がなされ、大変有意義な国際会議となった。

2.第4回アジアケイ素化学会議

助成額 30万円
主催団体 第4回アジアケイ素化学会議組織委員会
開催期間 平成24年10月21日~24日
開催場所 つくば国際会議場(つくば市)
規 模 参加者255名(国内194名、海外61名)
目的と成果 アジアケイ素化学会議 (ASiS)は、アジア地区におけるケイ素化学および関連分野の発展に寄与することを目的として、約二年毎に開催されている国際会議であり、今回は、特別講演5件、招待講演18件を企画し、公募による一般講演24件、ポスター発表132件を採択して開催した。今回はアジア地区以外からの一般参加者もあり、当初予想を大幅に上回る255名の参加者数を得て開催することができ、学術的交流のみならず人的交流を通して研究者、将来産業人あるいは研究者を目指す学生にとっても大変有意義なものであったといえる。

3.第18回生物化学工学アジア若手研究者の集い

助成額 30万円
主催団体 YABEC2012組織委員会
開催期間 平成24年10月26日~28日
開催場所 徳島大学常三島キャンパス(徳島市)
規 模 参加者173名(国内93名、海外80名)
目的と成果 YABECは、日本、中国、韓国、台湾のバイオテクノロジー分野の50歳以下の若手研究者が密度の濃い研究者個人ベースの国際交流を図ることを目的として開催されている。18回目となる2012年大会は10月26日-28日徳島にて開催された。参加者は173人(海外 80名、国内93名)であり、4件のPlenary lecture、16件の口頭発表、135件のポスター発表が企画され、活発な議論が交わされ、合計8件のポスター賞が授与された。

4.第12回国際有機化学京都会議

助成額 30万円
主催団体 近畿化学協会
開催期間 平成24年11月12日~16日
開催場所 リーガロイヤルホテル京都(京都市)
規 模 参加者1,054名(国内937名、海外117名)
目的と成果 第12回国際有機化学京都会議(IKCOC-12)が2012年11月12日から16日までの5日間、リーガロイヤルホテル京都にて開催された。本会議では“有機合成手法の革新”、“材料科学のための有機化学”、“生命科学のための有機化学”に関する世界的に著名な研究者の基調講演、招待講演と、一般口頭発表、ポスター発表が行われた。また第2回IKCOC賞がドイツのManfred T. Reetz教授に授与された。本会議開催中、国内外から1,000名を超える化学者が一堂に会して最新の研究成果の公表と討論が行われ、本会議は成功裏に終了した。

5.第5回ハラタマワークショップ(平成24年9月開催予定→平成25年5月に延期)

助成額 30万円
主催団体 第5回ハラタマワークショップ組織委員会
開催期間 平成25年5月26日~29日
開催場所 品川コクヨホール(東京都)
規 模 参加者200名(国内150名、海外50名)
目的と成果 我が国の幕末から明治にかけた黎明期に近代化学を日本に紹介したオランダのハラタマ博士の功績を称え、両国の学術交流を更に活発に推進し人類の直面する課題を協力して解決することを目的として西暦2000年に第一回ハラタマワークショップが開催され、ここでエネルギー・環境と化学技術、精密化学と触媒、グリーンケミストリーの三領域について実りある討議が行われた。その後三年ごとに開催され、2013年に第五回目が開催される。今回は“Frontiers in Chemical Science”化学、化学技術、バイオ技術のフロンティアという主題で21世紀の人類社会を持続可能にするために、化学、化学技術、バイオ技術がどのように貢献できるかという点から討論する。

2011年度 国際シンポジウム助成(8件 助成総額: 150万円)

1.新ダイヤモンド及びナノカーボン国際会議2011

助成額 20万円
主催団体 NDNC2011実行委員会
開催期間 平成23年5月16日~20日
開催場所 くにびきメッセ(島根県松江市)
規 模 参加者205名(国内123名、海外82名)
目的と成果 カーボンは地球上で見つかる最も豊富な元素の1つで、単純な元素にも関わらずゼロ次元から3次元にわたる多種多様な材料を形成する。新ダイヤモンド及びナノカーボン国際会議は、広範囲な応用可能性を持つホウ素及び窒素を含むカーボン系材料を対象とした学際的な研究成果を発表することを開催目的とした当該分野の歴史的な国際会議である。NDNC 2011では、205名の国内外研究者(国内123名・海外82名)が参加し、環境・エネルギー問題に関してカーボンナノテクノロジーに基づく特徴的な解決策が集中的に議論された。

2.第7回ホスト・ゲスト化学シンポジウム

助成額 15万円
主催団体 ホスト-ゲスト・超分子化学研究会
開催期間 平成23年5月28日~29日
開催場所 広島大学東広島キャンパス(東広島市)
規 模 参加者186名(国内185名、海外1名)
目的と成果 第7回ホスト・ゲスト化学シンポジウムは平成23年5月28日(土)~29(日)広島大学東広島キャンパスにおいて開催された。本シンポジウムは、「分子認識」と「超分子」を中心とする幅広い分野を対象とし、その討論を通じて当該研究分野の情報交換、学理の探求、基礎および応用研究の促進などに資するものである。参加者は186名、発表件数は特別講演2件、口頭発表39件、ポスター発表76件であった。特別講演として、大阪大学原田明教授、米国Maryland大学Jeffery T. Davis教授のお二人にご講演いただいた。参加者の間で活発な議論が交わされ、非常に有意義なシンポジウムであった。

3.第12回レーザ精密微細加工国際シンポジウム

助成額 20万円
主催団体 レーザ加工学会
開催期間 平成23年6月7日~10日
開催場所 かがわ国際会議場・サンポートホール高松(高松市)
規 模 参加者250名(国内169名、海外81名)
目的と成果 「第12回レーザ精密微細加工国際シンポジウム」では、小型高出力レーザの開発や超短パルスレーザを用いた精密微細加工、レーザナノ加工など3件の基調講演、18件の招待講演を核として29のセッションが組まれ、世界18ヵ国から250名の参加登録があり、総数200件程度の口頭・ポスター発表が行われた。本会議を通して、レーザ精密微細加工を支える科学基盤を確立することはもとより、加工技術の実用化を制限する要因、それを克服するために必要な将来技術および将来市場の予測などが明確になり、有益な成果を挙げる事ができた。

4.第3回アジア先端材料シンポジウム

助成額 15万円
主催団体 九州大学
開催期間 平成23年9月19日~22日
開催場所 九州大学筑紫キャンパス(福岡市)
規 模 参加者253名(国内181名、海外72名)
目的と成果 本シンポジウムは先端材料分野での異分野との融合領域についての研究討議を行い、今後の国際共同などへの展開と若手人材の育成を行うことを目的として開催した。本シンポジウムでは高分子を中心とした先端材料、特にソフトマテリアルの化学と物理、新しいバイオミメティック工学、メゾポーラス材料やナノコンポジットなどのナノシステム、カーボン系の新規材料、放射光科学の先端材料への応用、エネルギー関連材料をトピックスとして、参加者数253名(海外:72名、国内:181名)で6件の基調講演、26件の招待講演、52件の口頭発表、113件のポスター発表がなされた。さらに今回は若手研究者の育成を目指して、口頭発表、ポスター発表から若手研究奨励賞を選定し、若手研究者の育成に貢献した。

5.第5回環太平洋ラジカル化学会議

助成額 25万円
主催団体 第5回環太平洋ラジカル化学会議組織委員会
開催期間 平成23年9月25日~28日
開催場所 ホテルシーモア(和歌山県白浜町)
規 模 参加者118名(国内80名、海外38名)
目的と成果 ラジカル化学は基礎から応用までをカバーする複合的な学問である事から、それらの研究成果は、異なる分野の学会等で個別に発表・議論されている。本会議では、異なる背景を持つラジカル化学者が一堂に会し、この分野の基礎から応用に関する議論を行うことに大きな特徴を持つ。本会議開催の成果として、第一線で活躍している研究者による講演、ポスター発表等を通して、今後のラジカル化学の発展に寄与する議論を活発に行う事ができた。また、若手研究者と招待講演者による濃密な人的国際交流ができ、次世代のラジカル化学を担う優れた後継者の養成という観点においても、非常に有意義な会議であった。

6.第28回日韓日本セラミックス国際セミナー

助成額 10万円
主催団体 第28回日韓日本セラミックス国際セミナー組織委員会
開催期間 平成23年11月23日~26日
開催場所 岡山コンベンションセンター(岡山市)
規 模 参加者250名(国内165名、海外85名)
目的と成果 参加者250名(一般132,学生114 基調講演4)であり,総発表論文数170件のうち,日韓の比率は,口頭発表99件(日/韓: 62/37 (中国1名含む))およびポスター発表71件(日/韓: 54/17)であった。基調講演には,東京大学・幾原雄一先生,東京工業大学・細野秀雄先生,中国南広州大学・邱建栄先生,韓国先端科学技術研究所・Kang Suk-Joong先生をお招きし,好評を博した。セミナー3日目は,見学会を実施した。備前市の岡山セラミックスセンター他を見学した。

7.ファインケミカルズ合成触媒国際会議2011

助成額 20万円
主催団体 触媒学会
開催期間 平成23年12月4日~8日
開催場所 奈良県新公会堂(奈良市)
規 模 参加者375名(国内239名、海外136名)
目的と成果 本シンポジウムは、国内の関連学協会とアジアの主要な学協会との協賛で、触媒化学、有機合成化学、高分子化学などの分野におけるアジア地区の大学や企業における先導的研究者を招へいし、環境調和型のクリーンな合成手法やプロセス開発に関する先端科学・化学の成果を発表・議論することで、アジア地区の研究交流の活性化と連携の強化を目的としている。会期中は特別講演、Keynote講演、招待講演、口頭発表、若手口頭発表、ポスター発表を通じて、とても熱心な議論が交わされ、今後の研究交流の活性化に向けて大変有意義な国際会議となった。

8.第10回国際ヘテロ原子化学会議(平成23年6月開催予定が3.11大震災のため延期された。

助成額 25万円
主催団体 第10回国際ヘテロ原子化学会議組織委員会
開催期間 平成24年5月20日~25日
開催場所 京都大学宇治キャンパス・宇治おうばくプラザ・きはだホール(宇治市)
規 模 参加者300名(国内150名、海外150名)
目的と成果  リン・硫黄・ケイ素などを中心元素として含む有機ヘテロ原子化合物は、医薬・農薬・高分子・エレクトロニクス等、多種多様な有機工業化学の主原料として重要なばかりでなく、生物体内においても酸化・還元や物質輸送等の重要な役割を担っている。今日では基礎化学から機能・物性科学、生命化学など様々な研究分野の中で重要な役割を担っている。対象としての化合物の重要性は益々高まっており、新規な医薬・農薬への応用、工業原料や高機能性分子材料の開発のための研究は欠かせない。我が国はこの分野の研究で世界を先導してきたが記念すべき第10回目の会議を日本で開催した。

2010年度 国際シンポジウム助成(3件 助成総額: 150万円)

1.ポスト第5回大環状化合物および超分子化学国際会議(POST-ISMSC5)

助成額 50万円
主催団体 ホスト-ゲスト・超分子化学研究会
開催期間 平成22年6月11日~12日
開催場所 大阪国際交流センター(大阪市)
規 模 参加者143名(国内135名、海外8名)
目的と成果 ホスト・ゲスト化学シンポジウムは、ホスト・ゲスト化学および超分子化学の研究分野の会議で、有機化学、超分子化学、分析化学、高分子化学、生体関連化学、無機化学といった広い分野にまたがる学際的研究分野の重要な研究情報交換の場として年々ますます盛大になっている。大環状化合物および超分子化学国際会議(ISMSC-5)のポストシンポジウムとして第6回ホスト・ゲスト化学シンポジウムを開催した。海外の研究者をはじめとした講演やポスター発表を行い、若手研究者、学生を交えた有意義な国際会議であった。

2.有機エレクトロニクス・フォトニクス材料に関する日韓ジョイントフォーラム(KFJ2010)

助成額 50万円
主催団体 Korea-Japan Joint Forum組織委員会
開催期間 平成22年8月22日~25日
開催場所 北九州国際会議場(北九州市)
規 模 参加者334名(国内168名、海外166名)
目的と成果 日韓両国の研究者および学生を中心に他の国からの参加者も交えて、機能性有機分子・高分子材料の合成・物性・機能・応用分野において、基礎から応用に亘り幅広く最先端の研究発表、情報交換および研究交流を行なうことを目的として開催した。有機エレクトロニクス・フォトニクス・光エネルギー変換などの材料・デバイスの最先端の研究発表が活発に行なわれ大変有意義な会議であった。

3.第6回有機フォトクロミズム国際シンポジウム(ISOP)

助成額 50万円
主催団体 ISOP組織委員会
開催期間 平成22年10月17日~21日
開催場所 日石横浜ホール(横浜市)
規 模 参加者224名(国内164名、海外60名)
目的と成果 フォトクロミズムは、光により物質の色が可逆的に変化する現象で、既に実用化された自動調光サングラスのほか光による生化学機能の制御、高分子・低分子材料の光物性制御、基礎反応過程の制御、さらには新しいフォトクロミック化合物の開発など、活発に研究が進められている。光メモリー、光スイッチ、液晶の配向制御など様々な光機能材料・情報科学材料への応用が期待されている。世界各国の研究者が一堂に会して講演、発表、議論を行ない、最新の成果を討議することを目的として開催した。日本における高水準な関連研究の情報発信を行ない、有機フォトクロミズムの基礎から応用に亘る広い分野の学際的研究を発展させる素晴らしいシンポジウムとなった。