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三好 秀明

自分なりのプラスアルファで

前任を超える人材を目指したい

生産
技術

hideaki miyoshi

三好 秀明

2012年

エンジニアリングセンター設備管理グループ 化成品第一チーム

電気工学科卒

JOB DESCRIPTION 01生産設備の計画から保全までトータルに管理

徳山製造所では、機器類約25,000台、電動機約12,000台、配管総延長1,000kmといった具合に大量の設備機器を使用しており、これら設備を稼働させるために自家発電所も有しています。設備管理グループでは、これら設備の保守管理はもちろんのこと、生産設備の計画・設計・調達・建設(EPC)も実施し、設備をトータルに管理しています。
設備機器が安定的かつ安全に稼働するためには、予防的な保全を行いつつ突発的な故障にも対応しなければなりません。若手でも一人ひとりに担当するプラントが割り当てられ、機器の重要度、劣化状態、突発故障リスク、生産影響、コストなどを考えながら最適な保全を目指しています。また、機器を扱う人たちが安全で使いやすい設備にしていくことも私たちの重要な役割です。一方、設備の計画・設計・調達・建設では、製造部門や開発部門が求めるスペックの設備を最適な仕様でスピード感を持って構築する必要があります。

JOB DESCRIPTION 01

JOB DESCRIPTION 02電解プラントで大型整流器を担当

学生時代は主に電気系のことを学んでいたため、化学の知識はほとんどありませんでした。入社後は、自家発電設備に関する仕事をするのかな、といった程度の認識しかなかったのですが、徳山製造所ではおびただしい数の機器が電気で稼働しており、電圧も低圧から特別高圧まで幅広く扱っています。機電系の活躍のフィールドはとても幅広いものがあります。
私は化成品第一製造部の心臓部ともいえる電解プラントを担当しています。主要設備の電解槽では、精製塩水から塩素・水素・苛性ソーダを製造しています。この電解槽に絶えず膨大な電力を供給する整流器が私のメインとなる担当機器です。整流器はプラント内の多くの電気設備と連動していて、複雑に制御されています。業務を通して、自分の意思が反映されて形になることや、機器を使用している人から「使いやすくなったよ」と言葉をかけてもらえることが、やりがいであり、喜びとなっています。

JOB DESCRIPTION 02

MY PROJECT マイプロジェクト

押し寄せる難題と向き合い、成功体験を得た

思い出深いのは、2018年10月に行われた電解プラントの大型整流器2台の更新工事です。整流器は交流電源を直流電源に変換する装置ですが、計画途中で新しい整流器では電源品質が悪化することがわかったのです。放置すると電界槽の性能低下、設備周辺の構造体の過熱などを引き起こします。しかし、整流器のグレードを変更すると、既存スペースに収まりません。また、40トン以上もある巨大設備であるため、設置位置の変更もできません。プロジェクトのメンバーで議論し、2台の整流器を連動させて制御することで、電源品質を良好に保つ方法をとることになりました。もともと独立して稼働していた2台を連動させるため、制御方法の変更、連携設備の改造、運用方法の変更、工事期間の調整と、次々に難題が押し寄せ、緊張感に満ちた日々でしたが、無事計画を完遂、得難い成功体験となりました。

PRIVATE プライベート

娘の笑顔と愛車の手入れでリフレッシュ

高等専門学校時代は弓道部で、当時として県内最年少で四段の段位を取得、主将としてチームを率いた高専の全国大会でも優勝を果たしました。最近は、まだ幼い娘の子育てに奮闘中ですが、笑顔に癒されています。また、時間のある時は車の手入れやドライブをしています。エンジン音を聞きながらパーツを調整したり、ピカピカに洗車した愛車を眺めながらコーヒーを飲んだりする時間を持つことが、私のリフレッシュとなっています。

MESSAGE メッセージ

メッセージ

自分なりの意思を技術・設備に反映させる

トクヤマが大切にしている価値観の一つに「前任を超える人材たれ」があります。グローバルに活躍する企業として、効率化を求められるなかで、先輩たちが築いてきた技術や設備を受け継ぎながら、自分なりの意思を反映させてプラスアルファの技術や設備を生み出していきたいと思います。既存のものに囚われない新しい仕事の仕方を目指している若い人たちと一緒に仕事ができることを願っています。