営業
shunya mitsudome
満留 駿弥
2020年
化成品東京販売課
理学部 / 生命化学科卒
化成品部門では、創業の事業であるソーダ灰、苛性ソーダおよび苛性ソーダ製造時に併産される塩素を原料としたメチレンクロライドなどの各種塩素誘導品を扱っています。東京販売課は売上高、営業利益ともに化成品部門の約半分を占めており、顧客起点の活動を行いつつ、会社全体の状況も見極めて営業活動を展開しています。
私は入社1年目の秋から担当製品を持つことになりました。現在はクロメタ製品（塩化メチル、メチレンクロライド、クロロホルム、四塩化炭素）と重曹を担当、これらの製品を安定的に販売することが役割です。化学プラントの特性上、一つの製品を製造する際に、複数の製品が副次的に製造されることから、化成品企画グループや製造部門、物流グループが管理するデリバリーセンターなどと密に連絡を取りながら、販売状況や工場の生産状況を意識し、バランスを考えた販売を心がけています。
学生時代に化学を学んだので、その知識を生かした仕事がしたいと考え、化学メーカーを志望しました。トクヤマに興味を持ったのは、会社説明会で「社内環境はwetで居心地がよく、さらに、若手から裁量権を持って仕事が行える」と聞いたからです。また、先輩社員との面談等を通して、“人柄のよさ”を感じたことは入社の決め手でもありました。
配属された化成品東京販売課では、担当製品の営業については、基本的に自分の判断で販売することになります。新入社員であっても、そこは他の人と同じように扱われるのです。在宅勤務という特殊な状況で活動することになり、難しい点もありました。しかし放任というわけではなく、上司や先輩がサポートやアドバイスをしてくれるので、思い切って業務を進めることができます。
営業、企画、製造、物流の各グループで密に連携
営業職は一般に、たくさん製品を売ることで評価が高まります。ところが、化成品の営業は必ずしもそうではありません。化学プラントでの製造の特性上、販売する製品のバランスが大切なのです。現在の在庫状況、生産計画、配車のタイミングなどを総合的に判断する必要があり、営業、企画、製造、物流の各グループでの密な連携が不可欠です。私は営業なのでお客様の要望を叶える方向で社内調整に汗をかきますが、無理な計画を押しつけるようなことをすると、最悪の場合はプラントを停止させることになり、お客様に迷惑がかかりますし、当社としても大損害となってしまいます。非常に特殊な営業ですが、上手くいくと難しいパズルを解いたような爽快感があり、やりがいも感じることができます。
みんなで賑やかに楽しむのが好き
多趣味なので、休日は野球、ゴルフ、ツーリング、ゲームなど、さまざまなことをして過ごしています。なかでもみんなでワイワイ過ごすのが好きで、同期や後輩と一緒にゴルフをしたり、友人と旅行に行ったりします。コロナ禍ではアウトドアの趣味を思い切って行うことができていませんでしたが、これからは、海外旅行へ行くなど思い切って楽しみたいと思っています。
足で情報を集めよう
ネットで情報を集めるだけで満足せず、できる限りさまざまな人と会って、自分の足で情報を得るとよいでしょう。ネット情報や他人から聞いていた情報が、実際とは違っているということは、経験上多々ありました。トクヤマは若手社員や中堅社員と面談する機会があると思うので、自分の肌感覚に合うかよく確かめてください。
