COMPANY

HISTORY

トクヤマは、1918年にソーダ灰(炭酸ナトリウム)の国産化を目指し、創業者 岩井 勝次郎により「日本曹達工業株式会社」として設立されました。100年の歴史の中で、環境の変化に挑みながら、経済の発展とともに成長し、現在ではさまざまな分野に進出しています。当社が、これまで歩んできた道程を独自の時代区分で紹介します。

1918年 1944年

創業・ソーダ工業専業期ソーダ灰・塩化カルシウム・苛性ソーダ(アンモニア法)・セメント(湿式法)

1918年 2月

ソーダ灰事業・創業

山口県徳山町(現 周南市)に日本曹達工業株式会社設立

1936年 1月

社名を徳山曹達株式会社に変更

1938年 3月

セメント事業進出

ソーダ灰事業の副産物を生かした湿式法によるセメント製造開始

1940年 1月

無機化学品事業拡大

塩化カルシウム製造開始

  • 設立当時の写真設立当時の写真
1945年 1960年

無機関連事業拡大期苛性ソーダ(電解法)

1952年 3月

電解ソーダ事業進出

ソーダ灰と併産していた苛性ソーダを電解法による製造へ

1960年 1月

湿式シリカ製造開始 (2010年 生産停止)

1960年12月

山口県南陽町(現 周南市)にセメント事業拡大のため南陽工場完成

  • 東洋一のセメント湿式法マンモスキルン長さ185m東洋一のセメント湿式法
    マンモスキルン
    長さ185m
1961年 1974年

石油化学関連事業拡大期ポリプロピレン・塩化ビニル樹脂・イオン交換膜・セメント(乾式法)

1964年 7月

石油化学事業進出

苛性ソーダと併産する塩素を利用し、プロピレンオキサイド(PO)製造開始

1966年 9月

塩化ビニル事業進出

塩化ビニル樹脂の製造子会社設立

1967年 3月

イオン交換膜事業進出

イオン交換膜製造開始

6月

石化事業拡大のため、パークロロエチレン・四塩化炭素工場を東工場に新設

1970年 4月

ポリプロピレン事業進出

ポリプロピレン(PP)製造開始(2001年 株式会社プライムポリマーに営業譲渡)

1972年 7月

イソプロピルアルコール(IPA)製造開始

  • 東工場に新設した塩化ビニル樹脂プラント東工場に新設した
    塩化ビニル樹脂プラント
  • 独自技術・直接水和法によりIPAを事業化独自技術・直接水和法により
    IPAを事業化
1975年 1989年

SP・加工型事業拡大期二軸延伸ポリプロピレンフィルム・歯科材料・ファインケミカル・多結晶シリコン・電子工業用高純度薬品・窒化アルミニウム

1976年 1月

フィルム事業進出

PPを原料として二軸延伸ポリプロピレンフィルム(OPP)製造開始

1978年 3月

歯科器材事業進出

歯科材料の製造販売 合弁会社トーワ技研株式会社を設立 (2001年 株式会社トクヤマデンタルへ統合)

1980年 9月

神奈川県藤沢市に藤沢研究所開設(2001年 つくば研究所に統合)

1981年 2月

建材事業進出

樹脂サッシ製造会社 株式会社シャノン設立(現 株式会社エクセルシャノン・2023年に連結除外)

1982年 4月

生活関連事業進出

家庭用除湿剤「水とりぞうさん」発売 (2004年 株式会社オカモトに営業譲渡)

8月

ファインケミカル事業進出

プラスチックめがねレンズ材料発売

1983年 8月

エレクトロニクス事業進出

電子工業用高純度IPA発売

10月

診断システム事業進出

診断薬「ポリアミン・テストーエンザイム」発売

11月

隔膜法電解ソーダ工場、隔膜をイオン交換膜に変更

11月

画期的な歯科用コンポジットレジン「パルフィーク」発売

1984年 7月

多結晶シリコン事業進出

高純度多結晶シリコン製造開始

1985年 4月

窒化アルミ事業進出

独自の還元窒化法による窒化アルミニウム粉末製造開始

4月

茨城県波崎町(現 神栖市)にファインケミカル事業拡大のため鹿島工場開設

12月

センサ事業進出

ガスセンサ素子・機器製造会社 フィガロ技研株式会社に資本参加

1988年 4月

診断システム事業の合弁会社 株式会社エイアンドティー設立

1989年 3月

アメリカに現地法人 Tokuyama America Inc. 設立

5月

茨城県つくば市につくば研究所開設

8月

ドイツ・デュッセルドルフに現地法人 Tokuyama Europe GmbH 設立

  • 当時のOPPプラント当時のOPPプラント
  • 「パルフィーク」「パルフィーク」
  • 当時の多結晶シリコンプラント当時の多結晶シリコンプラント
  • 当時の鹿島工場当時の鹿島工場
1990年 2001年

事業の強化・再構築期電子材料分野拡大、資源環境事業進出、グループ経営、事業の選択と集中

1992年 2月

フィルム販売の合弁会社 サン・トックス株式会社設立(現 アールエム東セロ株式会社・2020年に連結除外)

1994年 4月

社名を株式会社トクヤマに変更

1995年 4月

韓国に半導体用現像液合弁会社 韓徳化学株式会社設立

7月

塩ビ事業統合による 新第一塩ビ株式会社設立

1996年 6月

シンガポールに現地法人 Tokuyama Asia Pacific Pte. Ltd.、電子工業用高純度薬品精製・配送拠点 Tokuyama Electronic Chemicals Pte. Ltd. 設立

8月

台湾に電子工業用高純度薬品精製・配送拠点 台湾徳亞馬(股)設立

2000年 4月

フィルム事業をサン・トックス株式会社に、樹脂サッシ事業を株式会社シャノンに統合・分社し、設立

8月

資源環境事業進出

徳山製造所に資源環境事業グループを新設

2001年 4月

建材製品の製造販売子会社 株式会社トクソートレーディングを株式会社トクヤマエムテックに社名変更

4月

ポリプロピレン(PP)製造合弁会社 徳山ポリプロ株式会社設立

4月

ごみ焼却灰の再資源化事業合弁会社 山口エコテック株式会社設立

10月

歯科器材事業を統合・分社し、株式会社トクヤマデンタル設立

12月

結晶性層状珪酸ナトリウムの製造販売会社を子会社化し、株式会社トクヤマシルテック設立

  • 企業ロゴマーク企業ロゴマーク
  • 廃プラスチック燃料化プラント廃プラスチック燃料化プラント
  • 上海徳山塑料上海徳山塑料
2002年 2015年

企業価値の向上を目指して

2002年 4月

事業運営体制を企画・開発・製造・販売一体の機能完結型組織に再編し、部門制を導入

9月

中国・上海に微多孔質フィルム製造販売会社 上海徳山塑料設立

2003年 1月

情報システムグループを分社し、株式会社トクヤマ情報サービス設立

2004年 1月

イオン交換膜事業を合弁会社 株式会社アストムに統合

2005年 9月

中国・浙江省に乾式シリカの製造販売会社 徳山化工(浙江)設立

9月

中国・上海に現地法人 徳玖山国際貿易(上海)設立

2007年 2月

窒化アルミニウム白板製造の合弁会社 TDパワーマテリアル株式会社設立

2008年 1月

韓国・ソウルに現地法人 Tokuyama Korea Co., Ltd. 設立

8月

石炭等のバルク貨物保管・出荷の合弁会社 周南バルクターミナル株式会社設立

10月

樹脂サッシ事業の統合により株式会社エクセルシャノン設立

2009年 8月

マレーシア・クチンに多結晶シリコンの製造販売会社 Tokuyama Malaysia Sdn. Bhd. 設立

2011年 2月

Tokuyama Malaysia Sdn. Bhd. 第1期多結晶シリコンプラント建設工事起工式

4月

執行役員制度を導入

6月

中国・天津に微多孔質フィルムの製造販売会社 天津徳山塑料設立

2012年 2月

Tokuyama Malaysia Sdn. Bhd. 第2期多結晶シリコンプラント建設安全祈願祭

2013年 3月

廃石こうボードリサイクル事業合弁会社 株式会社トクヤマ・チヨダジプサム開業

5月

中国・上海に管理性公司 徳玖山(上海)を設立

6月

液化水素製造の合弁会社 山口リキッドハイドロジェン株式会社開業

6月

フランス領・ニューカレドニアのセメント製造販売会社の株式を取得し、Tokuyama Nouvelle Calédonie S.A. を設立

10月

漆喰事業を分社化した 株式会社FLトクヤマを設立

2014年 3月

ソーダ灰・塩化カルシウムの共同事業会社 トクヤマ・セントラルソーダ株式会社を設立

6月

生コンクリートの製造・販売会社 広島トクヤマ生コン株式会社を設立

10月

Tokuyama Malaysia Sdn. Bhd. 第2期プラント生産・販売開始

2015年 3月

窒化アルミニウム粉末増設プラント完成

6月

クリンカー輸出用積み込み設備稼働開始

10月

産業用洗浄剤の製造・販売会社 株式会社トクヤマMETEL営業開始(2023年 株式会社トクヤマソーダ販売に「メタクレン®」の販売事業を譲渡、トクヤマMETELは非連結子会社に移行)

  • 徳山化工(浙江)徳山化工(浙江)
  • Tokuyama Malaysia Sdn. Bhd. 第1期起工式写真Tokuyama Malaysia Sdn. Bhd.
    第1期起工式写真
  • Tokuyama Nouvelle Calédonie S.A.Tokuyama Nouvelle Calédonie S.A.
2016年 2020年

あらたなる創業

2016年 5月

中期経営計画再生の礎を発表
あらたなる創業に向けた「トクヤマのビジョン」を発表

7月

株式会社トクヤマ・チヨダジプサム 関東工場竣工

2017年4月

株式会社トクヤマシルテックを吸収合併

5月

Tokuyama Malaysia Sdn. Bhd. の全株式を韓国OCI社へ譲渡

2018年4月

トクヤマ・セントラルソーダ株式会社の全株式を取得し、株式会社トクヤマソーダ販売に社名変更

2020年10月

台塑德山精密化學股份有限公司 設立

2021年 

電子・健康・環境分野への事業ポートフォリオ転換を目指して

2021年2月

株式会社エイアンドティーを完全子会社化

2月

中期経営計画2025、トクヤマの新ビジョンを発表

4月

先進技術事業化センターを開設

12月

株式会社トクヤマゆうゆうファームを設立

2022年2月

德山台湾研究開発中心股份有限公司を設立

4月

シンガポールの現地法人2社を合併し、Tokuyama Singapore Pte. Ltd. が発足

8月

韓国に高純度IPA(イソプロピルアルコール)の製造販売を担う子会社STAC Co., Ltd.を設立

12月

台湾子会社2社を事業再編し、
德山台湾研究開発中心股份有限公司を德山台灣股份有限公司へ社名変更

2023年1月

株式会社トクヤマ情報サービスを吸収合併

4月

セメント直系販社4社がトクヤマ通商株式会社に統合

2024年4月

新第一塩ビ株式会社を吸収合併