トクヤマグループのCSR

担当役員メッセージ

執行役員 CSR推進室長 樽谷豊

執行役員 CSR推進室長樽谷 豊

もっと未来の人のために
持続可能な社会の実現に貢献していきます

当社は、2021年度から始まる「中期経営計画2025」の3本柱の一つにCSR経営の推進を掲げました。これは、環境意識の高まりや規制強化の世界的な潮流の中、化学を主なフィールドとする私たちが持続的な成長を維持するために、ESG基盤を固め、SDGsの達成に向けた取り組みを行うことが重要と改めて認識したためです。

同時に社会から信頼される企業グループであり続けるため、コンプライアンスの徹底とリスクマネジメントの推進に取り組むとともに、コーポレートガバナンス体制の整備と内部統制の強化による経営効率の向上を通じ、ステークホルダーの皆さまの信頼を高められるよう努めてまいります。

また事業活動の基本である保安については、経営トップのリーダーシップと現場の活動による高度な保安防災、安全に取り組んでいき、化学をベースとする企業の責務として、製品の安全と品質、環境負荷の低減といったレスポンシブル・ケア活動を推進してまいります。

CSR経営の基本理念

当社は、持続可能な未来を「社会」とともに築く活動を継続的に行い、社会課題の解決に貢献し、多様なステークホルダーからの信頼を高め、企業価値の向上を目指すことをCSR経営の基本理念としています。

CSR経営の基本理念

価値創造プロセス

CSRの推進体制

トクヤマでは、CSRの方針と目標を決定し活動を円滑に進めるため、社長を議長とし国内在勤の全執行役員を委員とする「CSR推進会議」を設置しています。適切なコーポレート・ガバナンスと内部統制をCSRの基盤と位置付けており、内部統制の重要事項についても本会議で議論しています。CSR推進会議の中にCSR担当取締役を委員長とするリスク・コンプライアンス委員会を設置しています。本委員会を中心に、内部統制の中核かつ両輪と位置付けているリスクマネジメントとコンプライアンスの推進を図っています。リスクマネジメントとコンプライアンスの観点で、特に専門性および重要性の高い内容について、リスク・コンプライアンス委員会から分離させた専門委員会(決算委員会、独占禁止法・競争法遵守委員会、貿易管理委員会、情報セキュリティ委員会、環境対策委員会、保安対策委員会、製品安全・品質委員会)をCSR推進会議のもとに設置し、活動を展開しています。

SDGsへの取り組み

トクヤマは、2015年9月の国連持続可能な開発サミットにおいて採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に貢献するため、製品と事業活動がSDGsに適っているかを検証しながら事業を展開しています。今後もSDGs達成に向けた研究開発を推進し、社会に必要とされ、お客さまに選ばれ続けるトクヤマグループとして歩んでまいります。

国連グローバル・コンパクト

トクヤマは、2019年9月18日に国際連合が提唱する「国連グローバル・コンパクト」に署名しました。国連グローバル・コンパクトは、各企業・団体が責任ある創造的なリーダーシップを発揮することによって、社会の良き一員として行動し、持続可能な成長を実現するための世界的な枠組み作りに参加する自発的な取り組みです。国連グローバル・コンパクトに署名する企業・団体は、「人権」「労働」「環境」「腐敗防止」の4分野にわたる10の原則に賛同する企業トップ自らのコミットメントのもとに、その実現に向けて努力していくことが求められます。当社は、「化学を通じて暮らしに役立つ価値を創造する」という存在意義のもと、持続的な成長を図るためにESG基盤を固め、SDGsへ取り組んでまいりました。加えて、今回の国連グローバル・コンパクトへの参加を機に、トクヤマグループ全体でさらに高いレベルでのCSR経営の実現と、社会課題の解決への貢献に向けてまい進してまいります。

国連グローバル・コンパクトの4分野10原則

人権 原則1 人権擁護の支持と尊重
原則2 人権侵害への非加担
労働 原則3 結社の自由と団体交渉権の承認
原則4 強制労働の排除
原則5 児童労働の実効的な廃止
原則6 雇用と職業の差別撤廃
環境 原則7 環境問題の予防的アプローチ
原則8 環境に対する責任のイニシアティブ
原則9 環境にやさしい技術の開発と普及
腐敗防止 原則10 強要や贈収賄を含むあらゆる形態の腐敗防止の取組み