CSR調達ガイドライン

更新：2022年12月

作成：2019年  7月

トクヤマは、「購買基本方針」に則り、サプライヤーであるお取引先の皆様を含めたサプライチェーン全体において、社会的責任を果たし持続可能な調達を実現するため、「CSR調達ガイドライン」を取りまとめ、トクヤマグループとして展開してまいります。

1．コーポレート・ガバナンス

• コンプライアンスの徹底を図り、社会の規範、倫理といった社会の要請に応える。
• 持続可能な事業活動を遂行するため、適時適正な情報開示に努める。
• 損失等の回避または低減のため、リスク管理体制を強化する。
• 不測の事態に備え、BCPの策定等、平時から事業継続能力の向上を図る。
• 国際社会・地域社会の発展に貢献できるCSR活動を推進する。

2．人権および労働者の権利の尊重

• あらゆる非人道的な扱いを禁止し、基本的人権を尊重する。
• 求人と雇用における不当な差別をなくし、機会均等と処遇における公平の実現に努める。
• いかなる強制労働・児童労働も禁止する。
• 適正な賃金の支払いを行う。
• 結社の自由、労働者の基本的権利を尊重する。

3．労働安全衛生の確保

• 労働時間・休日を適切に管理し、過重労働を禁止する。
• 職場において労働者の安全衛生、心身の健康を確保する。
• 緊急時の対応策を策定し、周知徹底を図る。

4．環境への取り組み

• 環境マネジメントシステムを構築し運用する。
• 法令等で指定された化学物質を適切に管理する。
• GHG（温室効果ガス）の排出量削減に取り組む。
• 環境負荷の低減に努める。
• 3Rの推進に努め、発生した廃棄物を適切に処理する。
• 生物多様性への配慮を行う。

5．公正取引の推進

• 不適切な利益供与や受領を行わない。
• 優越的地位を濫用し、取引先に不利益を与える行為をしない。
• 製品・サービス・取引方法に関する正確な情報を取引先に提供する。
• 調達品に関わる技術等において、他者が保有する知的財産権を侵害しない。
• 法規制に基づき、適切な貿易管理を行う。
• 責任ある鉱物調達に努める。
• 反社会的勢力・団体との関係を断絶する。

6．品質・安全性の向上

• 品質マネジメントシステムを構築し運用する。
• 製品の品質確保のため、トレーサビリティを管理し、問題発生時においては迅速に対応する。
• 法令、或いはサプライチェーンにおいて原則製造、使用が禁止されている物質を使用しない。
• 当社の製品安全・品質管理に必要な情報を提供する。

7．情報セキュリティの管理

• 機密情報の漏洩防止と個人情報の保護を適切に行う。
• コンピューターとネットワーク上の脅威に対する保護策を講じる。

8．サプライチェーンへの展開

• 本ガイドラインの活動をサプライチェーンにも展開し、推進する。

取引開始までの流れ