トクヤマの健康経営®

トクヤマの健康経営®

トクヤマは、従業員とその家族の心と体の健康づくりと働きやすい職場づくりを目的として、健康経営に取り組んでいます。この考えに基づき2020年10月1日に「健康経営宣言」を表明しました。

-健康経営宣言-

トクヤマは、従業員とその家族の心と体の健康づくりと働きやすい職場づくりを目的として健康経営に取り組みます。
株式会社 トクヤマ
代表取締役社長執行役員 横田浩
基本方針
  1. 従業員とその家族の心身の健康を第一と考え、一次予防(病気や不調の発生を防ぐ)に積極的に努めます。
    中でも、健康障害への影響が非常に大きい喫煙問題に優先的に取り組みます。
  2. トクヤマ健康保険組合と協働し、従業員とその家族の心と体の健康づくりを積極的にサポートしていきます。
  3. 従業員自身の健康に対する意識向上を図るための教育や、健康保持・増進に向けた指導など、会社として積極的に関与していきます。
  4. 様々な取り組みの結果を検証するとともに改善を続けます。
「健康経営®」は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。

従業員に対する健康経営の浸透

当社は、健康経営の言葉の意味や当社の健康経営の推進方針について全従業員を対象にアンケートを実施しました。(回答率95.9%)

健康経営という言葉についての理解度調査

アンケート結果から、特に若い世代に対して健康経営の正確な意味やトクヤマ健康経営宣言の基本方針について浸透を図る必要性を認識し、健康管理センター主催の健康経営クイズや健康イベントを実施しました。さらに、当社の従業員だけでなく、取引先である協力会社に対しても健康経営の推進を図るため、セミナーや健康イベントを開催しました。
また、「健康経営で解決したい経営上の課題」「期待する効果」「具体的な取り組み」これら3つのつながりを一連の流れとして把握できるよう、戦略マップにまとめました。

健康経営組織体制

健康経営統括責任者である代表取締役社長執行役員のもと、毎年開催される健康推進委員会で承認された健康管理基本計画を基に健康管理センターが中心となって実施しています。
健康経営責任者である執行役員総務人事部門長を委員長とする健康推進委員会は、専属産業医の助言を受けて健康経営方針について計画・目標を制定しています。また、計画に従って推進組織によって推進された施策の実施内容と検証結果の報告を受けて総括を行い、その結果を委員長に答申しています。

健康経営組織体制

健康経営の取り組みについて

トクヤマは従業員の心と体の健康づくりと生活習慣病対策の推進という2つの方針の下、個人の健康意識の向上、有所見率の維持・低減および休業率の低減を目標に掲げ、スマートライフ・プログラムの推進、健康指導・生活習慣病対策、メンタルヘルス・ケアを重点項目としてさまざまな活動を実施しています。

健康診断受診率の推移

■ 健康課題改善の定量的な取組目標・成果指標
当社は、2025年度までに従業員の喫煙率を20%未満、2030年度までに10%未満にするという目標を定めておりましたが、2020年度の喫煙率が20.3%となり、2025年度の目標達成に近い状況となったため目標を見直しました。2025年度までに従業員の喫煙率を15%未満、 2030年度までに10%未満を目標に目指してまいります。

■ スマートライフ・プログラムの推進
望まない受動喫煙を防止する取り組みとして、産業医・産業保健スタッフによる健康教育等での啓発、毎月22日の「スワンスワンデー(就業時間内禁煙日)」の定着などを推進しており、健康管理センターでは2018年度からトクヤマ禁煙キャンペーンを開始しました。2018年度はニコチンパッチを配布し、呼気のCO濃度測定イベントを実施しました。参加者は多かったもののイベント色が強く、禁煙成功に結び付く割合は低かったと考えられます。2019年度には、徳山製造所内の診療所に禁煙外来を設置しましたが、参加者数自体が伸び悩みました。これを受けて2020年度に禁煙の支援策を増やしたところ、55名の利用があり15名が禁煙に成功しました。なお、同年度のトクヤマ禁煙キャンペーンにかかった費用は約20万円でした。

喫煙者の増減内訳

グラフにあるように、2018-2019年に禁煙に成功したのは26名でしたが、2019-2020年の成功者は41名に増加しました。この急増の要因には上記の取り組み以外にも、会社敷地内のたばこ自販機・喫煙所の段階的な削減などが考えられます。

■ 健康指導・生活習慣病対策の推進
健康保険組合と共同で特定保健指導を実施し、面接やメール等による保健指導により、2020年の健康診断では前年度の保健指導対象者の44%に改善がみられました。 引き続き、定期健康診断および特定健康診断の実施、産業保健スタッフによる保健指導の徹底やなどに取り組んでいきます。
2021年2月に43日間の歩数を競う社内チーム戦のウォーキングイベント、トクヤマウォーク2021を開催しました。期間が短いため実際の健康への寄与は限定的ですが、アンケート結果から参加者の多くがイベントへの参加を好意的に捉え、体を動かす大切さを認識したと考えられます。一方、チーム順位を保つため無理を重ね疲労が溜まってしまった、膝や足を痛めた、という声もありました。そこで、無理をせずに健康につながる行動習慣を身につけてもらうというイベントの主旨を明確にし、ルールの見直しを行いました。
アンケート結果の分析や、ルール改正など寄せられた意見への対応を従業員に向けて掲示したところ、トクヤマウォーク2021秋では参加者が大幅に増加しました。

トクヤマウォーク2021の満足度

イベント期間中・後の歩数意識

■ メンタルヘルス・ケアの推進
心の健康については、全従業員を対象とした職業性ストレス診断の実施と高ストレス者への声かけ・面談と、さらには外部を含む相談窓口の充実などにより、メンタル不調者の早期発見と対応を行っています。このほか徳山製造所の事務間接部門において、メンタルヘルス研修会を2020年は8回実施し、対象者の80%にあたる633名が参加し、ストレスの低減とセル フケア教育、集団分析結果を活用した職場環境改善に取り組んでいます。

■補助を行っている検診項目(2020年度実績)

下記の表は横スクロール可能です

実施母体 項目名称 個人/集団 対象者 受診方法 自己負担 受診制限
トクヤマ 婦人科検診
(子宮頸がん
・乳がん)
集団&個人 被保険者
・子宮頸がん18歳以上
・乳がん30歳以上
集団健診
または各自で医療機関を受診
自己負担なし
(上限額あり)
1回/年
胃がん健診 集団 被保険者 集団健診 自己負担なし 各1回/年
大腸検診 集団 被保険者 集団健診 自己負担なし 1回/年
インフルエンザ予防接種 集団&個人 被保険者 集団健診
または各自で医療機関を受診
自己負担なし* 1回/年
禁煙外来 個人 被保険者 社内診療所
または各自で医療機関を受診
自己負担なし
社内診療所以外で禁煙に成功した場合、1万円補助
1回/年
トクヤマ健康保険組合 歯科検診 集団 被保険者 集団健診 自己負担なし 1回/年
脳ドック 個人 40歳以上の被保険者 各自で医療機関を受診 5,000円(上限額あり) 5年に1度
インフルエンザ予防接種 個人 中学生以下の被扶養者 各自で医療機関を受診 自己負担なし
(上限額あり)
1回/年
禁煙外来 個人 被保険者 オンライン診療 自己負担なし
(途中リタイアの場合は自己負担あり)
1回/年

*新型コロナウイルス感染防止の一環として

■ 健康経営の取組に対する評価
2022年3月、トクヤマは経済産業省と日本健康会議が共同で実施する健康経営優良法人認定制度において、初めて「健康経営優良法人2022(大規模法人部門) ホワイト500」に認定されました。
健康経営優良法人としての認定は、2020年から3年連続となります。