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カレット※製造における燃料転換の検討を開始
2024年10月01日
株式会社トクヤマ
株式会社トクヤマ(本社:山口県周南市、社長:横田 浩)は、徳山製造所のカレット製造設備において、C重油・灯油から都市ガスへの燃料転換を目指し、下記のとおり、検討を開始しました。
記
1.背景
当社は、年18万トンの生産能力を有する国内最大のカレットメーカーです。今後も、国内の需要家に向けて安定供給を継続するために、2027年を目途に、老朽化が進んでいる製造設備の大規模更新を計画しています。その際に、当社の環境保全への取り組みを強化し、より環境に配慮した製品を生産するべく、C重油・灯油から都市ガスへの燃料転換について検討を開始したものです。
2.検討内容と想定効果
製造プロセスの改良を行い、溶融炉で使用するC重油、および原料の乾燥工程で用いる灯油、これら燃料について都市ガスへの転換を目指します。あわせて溶融炉において空気燃焼から酸素燃焼に変更し、燃焼効率を改善します。これらにより、ガスの量を抑制でき省エネルギーなプロセスになる上に、排気ガス中の硫黄酸化物ゼロや窒素酸化物の低減が期待されます。また、同製造プロセス由来のCO2排出量を40%削減することを狙います。
以上
※カレット: 一般的に無水珪酸ソーダと呼ばれるガラス状の固体で、珪酸ソーダ(水ガラス)の原料。水ガラスは、地盤強化・漏水防止の土木用途や、湿式シリカ(ホワイトカーボン)やシリカゲルなどの化学工業用途として、暮らしの様々な場面で使用されています。
<<本件に関するお問い合わせ先>>
株式会社トクヤマ 広報・IRグループ
TEL:03-5207-2552
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