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  1. 太陽光パネルリサイクルの取り組みが令和7年度「北国の省エネ・新エネ大賞」優秀賞を受賞

太陽光パネルリサイクルの取り組みが
令和7年度「北国の省エネ・新エネ大賞」優秀賞を受賞

2026年01月29日
株式会社トクヤマ

株式会社トクヤマ(本社:東京都千代田区、社長:横田浩)は、「廃太陽光パネルの低温熱分解処理技術の開発」が評価され、経済産業省北海道経済産業局より、令和7年度「北国の省エネ・新エネ大賞(北海道経済産業局長表彰)」優秀賞を受賞しました。

「北国の省エネ・新エネ大賞」は、省エネルギーの推進および新エネルギーの利用促進を図ることを目的に、北海道における省エネルギー・新エネルギーの有効利用、開発および普及に係る取り組みにおいて、他の模範となる組織または個人を表彰するものです。今回の受賞は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と共同で開発した「低温熱分解処理技術」の独創性や、高品質な再生材抽出技術が高く評価されました。また、北海道における資源循環の仕組み作りを通じた地域貢献性も評価され、「優秀賞」の栄誉に輝いたものです。

低温熱分解法は太陽光パネルの構成部材を強固に結合させている樹脂を、セラミックフィルターへの触媒添着という化学的手法で完全に熱分解する技術です。PVガラスはAGC株式会社におけるフロート板ガラス原料化の実証に成功し(2023年)、不可能とされた板ガラスへの水平リサイクルを可能としました。加えて昨年9月、株式会社日立製作所と株式会社イトーキとの3社共同研究成果として、リサイクル板ガラスのアップサイクル実証を対外発表しました。更には、抽出したPVセルからシリコンを分離して当社製品の半導体用多結晶シリコンの原料とする検討を開始しました。また、北海道内での資源循環ネットワーク構築を目指す企業連携組織「北海道コンソーシアム」を設立し(2025年)、現在は道内パネルの効率的収集を目的に実証活動に着手しています。

2030年代に到来するとされる太陽光パネル大量廃棄問題を解決するために、高度なリサイクル技術の普及を通じて、「埋め立てしない、100%再資源化」の実現へと挑戦し、これからも社会貢献に尽力してまいります。

※受賞の詳細は、経済産業省北海道経済産業局WEBサイトをご覧ください。
 経済産業省北海道経済産業局 - METI HOKKAIDO

以上

≪本件に関するお問い合わせ先≫
株式会社トクヤマ 広報・IRグループ
TEL:03-5207-2552