NEWS

  1. 日本板硝子社の太陽光パネル用カバーガラス水平リサイクル実証実験成功に貢献 ― フロート板ガラス製造におけるリサイクル原料を北海道・南幌より供給 ―

日本板硝子社の太陽光パネル用カバーガラス水平リサイクル実証実験成功に貢献
― フロート板ガラス製造におけるリサイクル原料を北海道・南幌より供給 ―

2026年04月03日
株式会社トクヤマ

株式会社トクヤマ(本部:東京都千代田区、社長:井上 智弘)は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と共同開発した「太陽光パネル低温熱分解リサイクル技術」を用いて分離処理した太陽光パネル用カバーガラス(以下、カバーガラス)を、日本板硝子株式会社(本社:東京都港区、代表執行役社長兼CEO:細沼 宗浩氏、以下 「NSG」)によるフロート板ガラス向けリサイクル実証実験に供給いたしました。NSGの本実証実験は、2026年2月に千葉事業所フロート板ガラス製造窯にて実施され、当社が供給したカバーガラスを原料として活用し、リサイクル素材として問題なく使用できることを確認したものであります。

トクヤマの低温熱分解法は、太陽光パネルの構成部材を強固に結合させている樹脂を、触媒を添着させたセラミックフィルターの内部で完全熱分解させる化学的手法で完成させた技術です。この独自技術により、これまでは品質面で不可能とされていたカバーガラスの板ガラスへの水平リサイクルが可能となっております。カバーガラスの水平リサイクルの実用化・普及が、廃棄パネルの原料部材の再資源化を通じ資源循環社会の構築に寄与するだけでなく、温室効果ガスの削減効果も期待されます。

当社では、更なる高水準な効率化を目標とした第二世代熱分解装置の自動化、および抽出したPVセルからシリコンを分離して当社製品の半導体用多結晶シリコンの原料とする開発が、次期NEDO助成事業として採択が決定しています。当社は、2030年代に到来するとされる太陽光パネル大量廃棄問題を解決するために、不断の技術開発と高度リサイクル技術の普及を通じて、“埋め立てしない、100%再資源化” の実現へと挑戦し、これからも社会貢献に尽力してまいります。

NSG千葉事業所
NSG千葉事業所

トクヤマ南幌(太陽光パネルリサイクル実証試験施設)
トクヤマ南幌(太陽光パネルリサイクル実証試験施設)

以上

<<本件に関するお問い合わせ先>>
株式会社トクヤマ 広報・IRグループ
TEL:03-5207-2552