研究開発R&D
プレミックス型ジオポリマー
ジオポリマーは、アルミノケイ酸を主成分とする粉体とアルカリ溶液を混合すると硬化する現象を利用した技術です。従来技術では、現場で活性フィラー(石炭灰や高炉スラグなど)とアルカリ溶液(水ガラスおよび苛性ソーダなど)を調合していましたが、これらの既調合化に成功しました。
従来技術の課題
セメント含有量とCO2排出量の削減効果
コンクリート配合と脱炭素率
コンクリート製造時のCO2排出量の算出例
特長
- 製造時CO2排出量75%削減(対OPC使用時)
- 活性フィーラーおよびアルカリ溶液の配合計算が不要
- コンクリート製造時の安全性向上(劇物不使用)
- コンクリート製造時の品質安定化向上
- 耐酸性が高い(対OPC使用時)
主な用途
- 環境配慮型モルタル/コンクリート
- 耐酸性モルタル/コンクリート
- 耐熱性モルタル/コンクリート
- ASR対策モルタル/コンクリート
- 放射性物質固定化モルタル/コンクリート
強度発現性/耐酸性(測定例)
1:3モルタルにおける物性比較
適用例:インターロッキングブロック
関連資料
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動画紹介
プレミックス型ジオポリマー 練混ぜ性状紹介動画
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